戦場で死ぬはずだった俺が、女騎士に拾われて王に祭り上げられる

第1話 オリジナルフレーム・スノウビューティー

　俺は、目の前の白い人型をした機体に引き寄せられる、コックピットは空いている、座り込みいくつかのスイッチをいれてみる。

　すると手元のモニターに文字列が走り始める、どうやら魔術式のようだ、しかし、途中で止まってしまう。

　外から声をかけられる

　　　「そいつはだめですよ、いろいろ試しているが起動しないんです。」

他の機体なら動くのにいろいろ分かってないですよ。

　声をかけたウォルターさんに聞く

　　　「これって作った人が居るんじゃないの。」

　　　「いいえ、これは発掘さてたもので、今のファーストフレームの元になったん

　　　　です。」

　　　「へえ、すごいな。」

俺はしばらく、魔術式を見て考えながらいじってみる、なぜかこの式はどこかで見たような気がするのだ

　そして、もう一度スイッチを入れると

　　　ひゅー、ひゅー、ひゅーーーー

呼吸するような音がして、それは大きくなり、コックピットが鼓動する

　　　ひゅーん、ひゅーん、ひゅーんーーー

長い眠りから目覚めた瞬間である。

これが、俺とオリジナルフレーム・スノウビューティーとの出会いである。

ますは、俺、仙田（せんだ）ほむらがこんなことになった経緯を話そう。