『枷′s』
りゅうき
第1話『いち』
忘れよと
儚き夢を
追いやるが
しかし忘れる
この身の哀れ
静けさの
間をぬって
鳥の声
朝もようやく
窓辺によらん
野良犬の
頭を撫でた
我の手を
暖かき手で
握るもろもろ
描かれた
衝立と似た
冬の木々
錆び付いた
扉の音が
今日もまた
夢を消し行き
作る侘しさ
柿の木に
とまるからすの
鳴き声に
ふと感じるは
汚れたこの身
『枷′s』 りゅうき @ryuki0316
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。『枷′s』の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
関連小説
『粛正の扉から ~14days~ 』/りゅうき
★0 エッセイ・ノンフィクション 連載中 1話
『prisoner』/りゅうき
★0 エッセイ・ノンフィクション 連載中 24話
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます