おまけ

キャラクターについて

 あー、異能力持ちならバトルやりたいよねーとか思ってぼーっと考えてたら、

 一文だけ天から降りてきた。


『玉虫イロハは揺るがない』


 この一文から口が悪いというか空気を読まないというか唯我独尊な性格なんだなーというのを察する。それに『絶対色覚』なんてもんがあるのかどうか知らないが俺の世界ではあるんだよ。


 シェアワールドとかにしてみんなキャラ書いたらいいのに、んで全員で敵のボスんところ強襲する一大作戦で――ヒロアカか。

 と思う連野でした。


 追記:<蒼石の女王アパタイト・クイーン>というあだ名。

 アパタイトという青い宝石はサファイアによく間違われたとかで、『見た目だけの偽物』という意地悪が含まれているのだけれど、言われてる本人は「あの石綺麗だから別にいいよ――」だそうです。

 あ、これでショートスタイル一本できたな。もったいない。


 追記2:『絶対色覚』ってなんだ、ってことをもう少し書いておく。

 原理的に「自分の見ている<赤>」と「他人の見ている<赤>」が同じものかどうかを証明できない、ということをクオリア問題という。

 しかしイロハの場合、点が決定的に違う。調査の結果イロハの色彩認識は色の国際基準を非常に良くなぞっており、このことからイロハは『絶対色覚』という基礎能力をもつものとされる。それを周囲に拡大したものが『煌めく世界ビューティフル・ワールド』であり、イロハの周囲にいる人物はイロハの見る世界を共有することになる。

 その際に八割の人が「色が鮮やかだ」という感想を持った、という報告がある。つまり、世の中の八割の人間は見ている色彩が基準からズレている──そして自分自身ではそのズレを決して気づくことができないのだ──ひとつの証拠だといえる。





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