第3話 旅立ちそして巡り合い

 宿を出た俺らはとりあえず街に聞き込みをすることにした。ちなみに俺の仲間だが全員女だ。側から見たら羨ましく思われるかもしれないが、俺にとっては最悪に状態だ。なぜかって、そりゃあトラウマがあるからさ、小学校から大学生の間、俺が仲良くなった女もみんななぜか最後の方になると嫌われる。なでだろうか?おまけに彼女は一回もできたことがない。俺が最も懸念してるのはまた、同じように嫌われてしまうのではないかと不安になることだ。まあとりあえずそれは置いといて、街に聞き込みをすることのした。

『あの、すみません伝説の水晶について何かわかりますか。』

『わからんじゃわいボケ、自分で探せちゅーの』

「(え....?怖、ここの街どうなっての、治安悪」

『だだ、小僧に教えてあげられるのは、それを取りに行ったものは帰ってこないことじゃ、だからやめとくんじゃ』

『お気遣い、ありがとうございます。でも俺を止ようとしても無駄ですからね!』

『ふん、勝手にするがいい、ところでお前さんのレベルはいくつじゃあ?』

『レベルですか?どうやって確認すんですか?』

『股間を押せば見れるぞ』

『えええええええええ、なにそれ初耳!!!まじで言ってます?』

『本当じゃよ、ほら押してみい。』

そして俺は股間に手を当てた瞬間、まるで近未来のようなスクリーンが映し出され、レベルが表示された。

レベル:1

素早さ:1

攻撃力:2

体力:810

腕力:19

器用さ:???

スキル:変態、回復魔法

「(何このスキル変態って、聞いたことないぞ、てか俺体力ありすぎだろ。何もかも意味深すぎるわ。しかも仲間全員女って.....まあいいや)」

『お主スキル変態のようじゃな才能あるじゃのう、ようしわしがきたえてやる。どうじゃ?』

『変態が才能ありますかねえ、ぎゃくにつかえないと思いますけどね。鍛えてくれるというならお願いしたいですけどね。』

長老がパティーに加わった!!!

「(イラね、でもこの人強そうな感じするからいいや)」

『早速じゃが、まず、そこの女3人名前は?』

『わがままな娘です!それと、清楚系女子、そして勇者の嫁です!』

「(何この名前、さすが轟大魔王いや王様でした)」

『よろしくじゃ、ではまずじゃなダンジョに行くじゃぞ』

「(出会って、数秒でダンジョン行くんか、鍛えてるって、普通道場見たいのないかな?ていうか、俺鍛えてようがないでしょ、なんかステータス的に性欲ありそうだし、そっちに回った方が良さそうな。なんか役職勇者で変態は見たことないぞ、もしかして俺って才能あるかもな。やっぱないか、、)」

でなんだかんだあってダンジョンに着いた、そこはまるで、訪れた人を待ってましたとばかりに扉が開いていた。俺ら一向はダンジョンの中に進み、ステージ1と書かれた扉の前についた。

『ここの魔物は楽勝だから大丈夫じゃよ、お前たち頑張ってこい』

『え〜え?修行じゃないんですか?いきなり投げ出すんですか?酷いですよ』

『これも修行のうちじゃホレ行ってらっしゃい』

そのまま俺たちは投げ出され、長老が見守る中俺はダンジョン1へ歩みを進めた。

そこには、可愛げなラビットがいた。だが、俺らを見るなり、筋肉むきむきのラビットに変身した。とさっのことに俺は何もできず。あとずさるばかりだった。だが、そこでわがままな娘、清楚系女子、勇者の嫁が前に出できた。

《わたしたちに任せて、とりあえず回復魔法撃ってね!》

『わかったぜ俺のベイベイたち』

《キンモ》

『はは、ごめんなさい』

こうして俺の心にまた深い傷が刻まれていった。









 

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