2024年 1月27日(土) 猫よ鳴け

 猫よ鳴け 母ちゃん帰れと猫よ鳴け


 ラジオ深夜便で聞いた、介護短歌のひとつです。

 作者の奥様が脳出血で意識不明。

 もしやと、愛猫のミケちゃんの声を録音して聞かせたら。薄目を開けたというのです。

 病室の母に、愛猫の声を聞かせたら、じっと聞き入っていたのを思い出します。もう言葉は出ない頃でした。数か月後、母は他界。


 母の生き形見である猫を、無事に母の元に送り届けることが私の最後の使命になりました。

 猫は20歳10か月の天寿を全うし、虹の橋を渡りました。

 無事に義務を果たせてほっとしています。


 あれから7年3か月。寂しいけど、猫がそばにいてくれて幸せでした。ありがとう、私の最後の家族。日々、写真にありがとうと伝えています。

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日記・のようなもの チェシャ猫亭 @bianco3

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