気づいたら異世界だった
でずな
第1章 ペアルキア編
プロローグ 在りし日の貴方へ
あの時なぜ何もできなかったのだろう
何度も何度も頭がおかしくなるほど考えた
だが
分からない
再びあの瞬間に戻れたとしても同じ結果になるだろう
それ程俺の覚悟は半端な物で見かけのものだったのだ
ごめんなさい
謝ったとしても届かないことは分かってる
意味がないと分かってる
だが俺は謝ることしかできない
ごめんなさい
ごめんなさい
ごめんなさい
ごめんなさい
ごめんなさい
ごめんなさい
全部俺のせいだ
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