張本智和選手が、どれだけこのオリンピックに懸けていたか、そしてそのためにどれだけ準備をしていたのか。私には想像することさえできないほどのものだったと思います。そして、日本のエースと期待されて、そのプレッシャーも半端じゃなかったでしょう。準決勝、惜しくも日本は敗れてしまいましたしかし、張本選手は、いや、日本を背負って戦った3人と田勢監督は、とても格好良かったし日本の誇りです。

特に張本選手は、自分を責めるようなコメントをされていましたね。我々じゃ到底抱えきれないものを背負って戦っていたからこそだと思います。でも、最後くらい、オリンピックを楽しんで戦ってきて下さい。こんな時だからこそ、自分のために卓球してくれて良いです。過酷な代表争いを経て選ばれたメンバーは、今の日本における最強の3人です。

自分語りになってしまいますが、私は張本選手のプレーを見てまた卓球がしたくなって、今年から本格的に地域のチームに加入して卓球を再開しました。卓球の面白さを再認識させてくれたのは、間違いなく張本選手です。私にとってはヒーローだし、それは今後も変わることはありません。何度も元気や勇気を貰って、感動させて貰って、格好良い姿に励まされています。

こんな一端の人間には何もできませんが、もし張本選手が苦しいほど何かを抱え込んでいるなら、ほんの少しでも一緒に担がせて下さい。勝てなくて申し訳ないなんて思う必要はありません。思い詰める必要もありません。私ごときには何もできることがありませんが、それでも日本からできる限りの声援を送ります。3位決定戦で勝てることを願って。ですが、それ以上に、「らしく」プレーする張本選手を、戸上選手を、篠塚選手を見せて欲しいです。何があったって、私は張本選手を応援します。

3位決定戦、頑張って下さい。宮城県から、精一杯応援しています！