第31話 最近のWeb小説への提言
まず初めに私は専門家ではなくただの一人の本好きであり、ただ闇雲に批判をしたいわけではないと断りを入れておく。
私は最近web小説作者の日本語能力低下が著しいと感じる。
その一例を挙げるとするならば「○○という」と書くべきところを「○○とゆう」と書いたり、「○○のとおり」を「○○のとうり」と書いたり、「後で後悔することになるぞ」と言った場にそぐわない重複表現を使うといったような日本語の使い方を間違えている人が多くなってきたような気がするのである。
もちろん強調する意図があって重複表現を使っている人もいることだろう。しかし最近は「いう」「ゆう」の誤用と共に二重表現を用いるといったような小説が多く、内容が面白いだけブラウザバックするのもつらく感じる。
そしてこれは小説の一読者としての私見になるのだが、小説の中に顔文字があると一気に読みたくなくなる。もしかすると作者は自分の意図することを意図する通りに伝えたいだけなのかもしれない。だが、掲示板のように顔文字を使う独自の文化のない小説において顔文字を用いるのはいかがなものかと考える。
当然ゲーム系小説における掲示板回での顔文字等を否定するつもりは微塵もない。それは独自の文化を表現しようとしているにすぎないのだから。
長々しく語るのはすきではないので強いて言うとするならば、「日本語は正しく使おう!」ということと「第三者が見て読みやすいものを書こう!」ということだ。
もし小説を書いているならばその日本語はあっているのか?と考えてみてほしい。
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