第6話 『瞬間余命計測計』


 これは、文字通り、『いまならば、残りの寿命はこのくらい。』という、近似値を提供してくれる機械です。


 つまり、ある時点における数値なので、どんどん変わる可能性もあります。


 例えば、血糖値の数値が改善したら、余命は伸びる。


 ただし、癌などが感知されたら、またまた、はなしはべつよ。


 という、いささか、いんちきくさい部分があるものの、やはり、気になるデータというわけです。


 半分、お遊び気分でやれるうちはよいのですが、差し迫り出したら、早く病院に参りましょう。





 


 

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る