第26話

気付けば雨は止んでいて。

マドンナと一緒に校舎から出たら、

虹が出てた。


「手紙にはなんて書いてあったの?

一度も読んでなくて悪いんだけど...」


「屋上に来てください。

話したいことがあります、かな」


「ふーん...」


「おばあちゃん、あなたのこと、

滅茶苦茶気に入っちゃってさ...」


「彼氏にするなら、あの男の子がいいわよ、って」


「あの男の子なら孫の旦那にしてもいいんじゃないか、って、、」


「うわぁ、、気が早いよ...」




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