第13話
「あら、、藤島くんには関係のないことよ。
私は山吹くんに用事があって
今、此処にいるの。
もっとも。もうじき、先生来ちゃうから
そんなには話せないけどね」
「手紙、読んでくれた?」
「手紙?なんのこと?」
「え、やだ。私ちゃんと入れたわよ。
下駄箱のなかに。
何回もこっちからのアプローチ、シカトするわけ?それって
失礼じゃないかしら?」
「何のことか、全く...」
「まさか。読まずに捨てた?」
「あ、いや...」
カバンの中にある、この、大量のラブレターのうちの1通が。
ひょっとしてひょっとするとマドンナから
俺への手紙か??
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます