レインボースターダストを あなたと一緒に
平 遊
第1話 プロローグ
ぽっかりと開いている入り口の外は、一寸先すら見えない、猛吹雪。
疲れ過ぎて、選択を間違ったのかしらね・・・・
睨み付けていたところで一向に止む気配のない吹雪に、私の口からはもう、溜め息しか出てこない。
何故こんな状況に陥ってしまったのか。
事の発端は、二週間程前に遡る。
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