第244話 教皇公邸*

 教皇ピラト二世は、教皇公邸の執務室で、椅子に座って外を眺めていた。


 本名をヴェルダンディオ・デオラ・ガルガネッリという彼は、教皇名としては珍しいピラトの名を冠した。

 ペトリス十三世とかオルティウス十八世とか、そういう数の多い名前はどこか嫌だったからだ。


 再審請願者ピラトは、ペンタスという都市でイイススが罪に問われたとき、熱心に再審を請願してその生命を救った執政官であり、後に列聖されている。

 聖人としては法律家や裁判官、そして冤罪者の庇護者とされているが、イイスス教徒であったという記述がなく、少なくともイイススの直弟子ではなかった。


 ただ、外典の一部にペンタスの執政官が洗礼を受けたという記述があるため、イイスス教としては、時期からしてそれはピラトのことだという公式見解になっている。


 その行いの偉大さから、大変人気のある聖人である。

 だが、いわば瑕疵のようなものがあることを嫌って、教皇名としては人気がなかった。


 しかし、もともと教皇庁司法部から出世をはじめたヴェルダンディオは、聖人ピラトをことほか好んでいたので、教皇名に彼の名前を選んだ。

 教皇に就任して十八年、特に誰からか非難を受けたり、そのことで不利益を得たこともない。


 今年六十三歳になった教皇ピラト二世は、執務机の前の椅子に座りながら、ただただ憂鬱な気分であった。

 それもそのはず、窓から見える外は既に暗く、本来ならもう執務を終える時間であるにもかかわらず、ここにいるのは、気鬱な用事を済ますためなのだ。


 不肖の弟の子が、つまり彼の甥が帰ってくるのであった。

 ピラト二世は、それを出迎えるために残っていた。


 アルビオ共和国の使者と交渉して決定したイルフィス金貨400万枚という金額は、王でもない者の身代としては法外な金額ではあったが、潤沢な財源を有する教皇領の国庫にとっては払えない額ではなかった。

 エピタフ・パラッツォを大司馬として任命してしまった手前、身代金を払わないという選択肢はピラト二世にはなかった。


 コンコン、とドアが叩かれる。


「教皇聖下。エピタフ・パラッツォ様がお越しです」

「……通しなさい」

「はい」


 しばらくしてドアが開くと、異様な人物が現れた。

 首から下は黒い修道服に身を包んでいるが、顔全体に包帯を巻いている。


 皮膚病患者のようだった。


「教皇聖下、ただいま帰還いたしました」


 エピタフ・パラッツォは床に膝をつけ、石畳に頭をうちつけ、叩頭の礼をした。

 その声は少し荒れている気はしたが、確かにピラト二世の甥のものであった。


「力足りず神のご期待に沿うことができず、無様な敗北を喫してしまい、申し訳ございませんでした」

「よく帰った。頭を上げい」


 ピラト二世が言うと、エピタフは頭を上げて立ち上がった。


「……よく帰った。して、その顔は?」

「いえ、お見せするようなものでは……」


 額を叩きつけた包帯から、血が滲み始めていた。


 エピタフは、頭が割れるほど強く頭を地面に打ち付けたわけではない。

 ピラト二世はだいたいのところを察した。


 報告では、エピタフの顔には入れ墨が施されていたとあった。

 その内容までは知らないが、この情緒不安定な甥の感情を揺さぶる文句が入れられていたのだろう。


 港での引き渡しの際、はじめて鏡が与えられ、酷く狼狽していたと報告にあった。

 狼狽したという表現は控えめであり、実際には発狂したという意味に近い言葉が使われていた。


 つまりは、その入れ墨を掻きむしってこうなったのだろう。

 頭を打ち付けたことで、傷口から血がでてきたのだ。


「入れ墨のことは聞いている。可哀想なことを」


 ピラト二世は単純に同情していた。


 そもそも、法外な値段の身代金を満額払ったのだから、顔に墨を入れるなどというのは契約違反というものだ。

 アルビオ共和国の代表は、五体満足という条件であってそれ以外は約束していないなどと言い張ったそうだが、契約外であっても常識というものがある。


 もともと卑しい海賊でしかない連中になにを期待しても無駄ではあるが、大金を払った身としては、半額返せと言ってやりたいところであった。


「どのような文句をかかれたのだ」

「……侮辱を」


 そう言うと、エピタフは遠間にいるピラト二世にも聞こえるほどの歯ぎしりをした。

 ギリ、ギリィ、と歯と歯が鳴る音がする。


 包帯のせいで顔色は読めないが、唇は奇妙に引きつっていた。


「侮辱を、書かれました。生きていけぬほどの」

「……そうか。辛かったな」


 哀れであった。

 もはや、この様子では未来はない。


「ああ、教皇聖下……伯父上……なんという優しいお言葉……」


 エピタフは深くお辞儀をし、感謝の念を示した。


 ピラト二世は、伯父などと言われたくはなかった。

 父にとって放蕩息子でしかなかったはずのあの弟が、あのように可愛がられたのは今考えても腹が立つ。


 顔が良く、すらりとした長身は、弟にはあってピラト二世にはなかったものだ。

 だが、ピラト二世には頭脳があり、忍耐力があった。


 だから神学校での神学の勉強の傍ら、法学をも学び、卒業した後は司法部にて業績を残すことができた。

 法のつかさとして枢機卿の資格を得ると、二度目の教皇選挙コンクラーヴェにて教皇に選ばれた。


 弟は、ただ放蕩し、父に愛され多くの遺産を残されると、遺産を使って度を越した放蕩を始め、娼婦に殺された。


 その息子もまた、長躯と美顔を兼ね備えていた。

 それは、ピラト二世に弟を思い起こさせた。

 だが、周囲は教皇の甥を他と同じ目では見ない。頼んでもいないのに勝手にエピタフを出世させ、いつのまにか大司馬候補の筆頭となっていた。


 伯父もなにも、弟を兄弟と思ったことなどない。

 その子、つまりエピタフも家族と思ったことはない。


「よいよい。しかし、おまえの財産は処分させてもらったぞ。身代金の一部に宛てさせてもらった」

「はっ! もちろん、なんの異論もございません」


 これは当然の措置なので、何も問題はない。

 普通は妻や執事が行う業務を代行したわけだから、料金を貰いたいくらいだった。


「イルフィス金貨四百万枚のうち、五十二万枚にしかならなかった。大部分は教皇領の国庫から出したのだ。感謝をするのだな」


 ただ、ピラト二世には一抹の不安があった。

 弟の性癖は猥雑なものだったが、甥の性癖は猟奇的なものだ。


 どちらがより悪質かという話でいえば、それは人に依るのであろうが、ピラト二世の考えによれば、後者のほうがたちが悪い。

 度を越した享楽を求める男と、犬猫を生きたまま嬲り殺すのが趣味の男と、どちらが質が悪いのかという問題に似ている。


 前者は人間が本来持っている肉欲が甚だしいかたちで現実に表れているだけという感じがするが、後者は猟奇殺人の精神異常者のそれだ。

 人間が自然に持っている欲求とは別の領域の欲求を持っているようで、気味が悪い。


 エピタフは殆ど一文無しになってしまったわけで、今や高騰している悪魔族を購入するのは難しくなる。

 もちろん、他人の奴隷を拉致したり殺害するのは違法であるから、欲望の捌け口がなくなることになる。


 理解の及ばないエピタフの特殊な性癖が、そのときどのような逃げ道に至るのか心配であった。

 エピタフがどうなろうと構うことではないが、甥である以上は場合によってはピラト二世にまで累が及ぶ可能性がある。


「もちろんでございます。最大限の感謝を……」

「それで、これからどうする」

「はっ……?」


 エピタフは意味が分かっていないようであった。

 ピラト二世は、エピタフの進退の話をしようとしていた。


「この際、少し休んではどうだ。ダミニカ修道院の院長が不在でな。これを期に心身を癒すのも――」

「なにを仰られますッ!!」


 エピタフは、興奮した様子で唐突にピラト二世に近寄ると、その執務机を両腕で叩いた。


 バンッ――と盛大な音が鳴った。


「私は挺身騎士団大司馬ッ! あの悪魔の軍勢を打ち破るのは私しかおりませぬ!!」


 エピタフは大声でがなりたてた。


 静謐を好むピラト二世にとっては、それは身を滅ぼす通知をされた者以外からは受けることのない、失礼な行動であった。

 だから嫌だったのだ。


「ならば、なぜ負けたのだ」

「それはっ……! 悪魔が卑劣な手を使って……!!」

「民衆や兵の前で述べるのはそれで良いかもしれぬが、儂には通用せん」


 ピラト二世は、メガネを外して目頭を揉んだ。


「卑劣もなにも、戦争とは卑劣なことを率先してやって勝つものではないのか。儂は最初から、正々堂々と戦ってこいなどとは言っておらん。おまえの策をユーリ・ホウとやらの策が上回っただけの話であろう」

「グッ――」

「儂のことを、都合のいいときだけ策を卑怯と言い換えて騙されるような愚か者と思うな」


 どれだけ金がかかったと思っている、と言いたい。

 教皇領には他国の損失を補填する義務はないが、そもそもの遠征経費は回収できず、戦闘での人的損失に加えて装備も全て鹵獲された。


 何万もの戦死者、何万もの鉄砲、そして甲冑、雑兵が纏う鎧、馬に馬車。

 それに身代金の総額が加わるとなると、カソリカ派諸国の損失は見当もつかない。


 ピラト二世は軍事に疎く、経済にも疎かったが、そのくらいのことは理解できた。

 身代金の支払いのために市場から金がゴッソリと抜き取られたため、物の値段が急速に下落しているとも聞いた。


 その全てがエピタフのせいだとは思わないが、今回の十字軍を強硬に主張したのはエピタフであったし、総軍司令官も大司馬もエピタフであったわけで、責任は免れまい。


「しかしっ――あまりにも――ッ」

「あまりにも、なんだ。お前の他に優れた将はおらぬとでも言いたいのか。そんなことはない」

「ユーリ・ホウを斃せるのは私だけですッ!」

「その顔でか」


 ピラト二世は、エピタフの顔に巻かれた包帯を見ながら言った。


「その顔では、誰もついては来まい」


 ピラト二世がそう言うと、エピタフは傷ついたようによろけ、一歩下がった。


 以前につけていた甘い優男の顔ならともかく、今のエピタフの凶相についていく者がどれだけいるのか。


「それに、お前が鍛えたヴァチカヌスの神殿挺身騎士たちはどこに行った。今頃は陰府にて御尊光を浴びているのではないのか」


 神殿挺身騎士とは、特にヴァチカヌスに駐屯する第一挺身騎士団の団員を指す言葉だ。

 彼らは聖寝神殿を守護する目的で、全国の修道院から募集に応じて来た者たちであり、厳しい訓練を重ねている。

 他の都市の世俗化した挺身騎士団とはわけがちがう。


 彼らは、強い信仰心によって過酷な訓練を耐え抜いており、一種狂信的な宗教心を持っているエピタフとは相性がよかった。

 だが、それが仇となって、出征した第一挺身騎士団は降伏せず、捕虜交換名簿にも名が載らなかった。

 殆ど全滅してしまったのだろう。


「……神殿挺身騎士の任務は聖寝神殿の守護。半分は残っております」

「その顔で務まると思うか」

「顔は関係ありません。我々は神官ではないのですから」


 どうでもよかった。


「どちらにせよ、おまえは大司馬から降ろす」


 ピラト二世が解任をはっきりと宣言すると、エピタフは突然に自分の着ている修道服の両胸を掴み、ボタンを引きちぎって開いた。

 エピタフの上半身が露わになる。


 なにをするのだ、とピラト二世が目を剥くと、そこには胸から腹にかけて、びっしりと文字が刻まれていた。


「……ここまで、ここまでされても、私に復讐の機会を与えないとおっしゃるのですかっ」


 ピラト二世はエピタフの胸から腹にかけて彫られた入れ墨を読んだ。


””


我らは十番目の教皇の徒党なり。

すなわちハンナバルの一党なり。


我ら原罪の上に罪を塗り重ねし背教の徒なり。

我ら聖句を恣とし主の教えに泥塗り続けし者なり。

時来たれば必ずや神の怒りを受けん。


戦にて負けたるは神の恩寵なきがゆえ。

聖句に唾を吐き続けたるがゆえ。


我らいつの日か必ずしや報いを受けん。

願わくばせめてその日を陰府よみにて迎えられんことを祈るなり。

せめて今生を享楽に溺れ過ごさんがため。


””


 入れ墨を使った、教皇領へのメッセージであった。


「イーサ・ウィチタの差し金か……やれやれ」


 イーサ・カソリカ・ウィチタは、ピラト二世と因縁深い女であった。

 獣級の異端に相応しいと決定を下したのは彼であった。


 今や口にすることも憚られるあの騒動によって、将来を嘱望された高位聖職者の息子たちは、次々と処刑されていった。

 枢機卿の子も四人処刑された。


 父が口を噤めと懇願しても、息子たちは異端を声高に叫び続けた。

 弟子が次々と捕らえられ、処刑されていくうち、イーサ・ウィチタは姿を消した。


 見捨てられた弟子の幾人かは、信仰を隠して今も教皇領にいるだろう。

 高位聖職者の親に自宅に監禁され、イーサ・ウィチタの失踪後に出され、異端の叫びを止めた男も教皇庁の中にいる。


 だが、今や彼女は再び歴史の表舞台に表れた。

 カソリカ派と相いれぬ害悪の書を国中に撒き散らして。


「全身をこのような呪いの句で穢され、穢しつくされ、それでも私に修道院に引っ込んでいろとおっしゃるのですかッ!!」

「そうだ」


 ピラト二世からしてみれば、当たり前の理屈であった。

 金貨何千万枚もの被害を出しておいて、誰も責任を取らないということはありえない。


 ピラト二世が言い出した十字軍ではないのだ。

 エピタフが強硬に主張して、舵を取った十字軍なのである。


 子供にでも分かる理屈だ、とピラト二世は思った。


「おまえは降ろす。修道院に行くのだ」


 それでようやく皆が納得する。

 なぜ大司馬を続けられると思っているのか、ピラト二世にしてみれば、そちらのほうが不思議であった。


「ならば……ならば、私もレオストロ・テレンスタールの例に倣うとしましょう」

「なんだとッ!!」


 ピラト二世は、ここ十年でもっとも大きな驚きをもって、エピタフの言葉を迎えた。

 六十三歳という高齢でありながら、思わず椅子から腰を浮かせた。


「貴様、それがどういう意味か分かっておるのだろうな」


 それは、軍を使ってヴァチカヌスにて叛乱を起こすという宣言であった。

 レオストロ・テレンスタールは、神聖皇帝クラニセス五世が国民虐殺令を出した時、第十二師団を率いて弑逆を行った師団長である。

 義によって成したと主張し、実際に一連の叛乱を終えたあとは、副官に命じ自らの首を刎ねさせた。


「分かっておられないのは、失礼ながら、伯父上のほうでしょう……。私が……私がどのような恥辱を受けたか……ッ!!!」


 エピタフの目は狂気に染まっていた。

 ピラト二世は、その時初めて身の危険を感じた。


「わかった、とりあえず落ち着け」


 明確な殺意を向けられていることに気づき、まずはエピタフを落ち着かせようと、その場しのぎのことを言う。


「あの男をこの手で八つ裂きにするためなら、私はなんだってする……修道院に入れだと……そんなことはあり得んッ! あの男は私が殺すのだッ!!」


 ピラト二世は、教皇になって十八年、初めてこのような狂気を浴びせかけられた。

 言葉の通じない猛獣に怒りを向けられているような感覚があった。


「伯父上に刃を向けようともだッ! 私が命を惜しむと思うな」


 確かに、どれだけ勝ち目が薄くとも、エピタフは戦いに身を投じるだろう。

 九分九厘負けるとしても、修道院に入るなどという道は選ばない。

 そういった意志が見て取れた。


「そ、そうだな。では、修道院の話は取り消す」


 とりあえずこの場を乗り切らねばならない。

 嘘で騙すことにためらいはなかった。

 それは、飢えた獣に襲われた時に肉を投げる生存行動に近いものであった。


「証文を書いてください……私に大司馬を続けさせると」


 ピラト二世は、大声で叫んで警備の者を呼ぶか迷った。

 だが、もう外は暗い。

 警備の者も挺身騎士団員である可能性が高く、そもそも叫んだ瞬間エピタフに殺されてしまうかもしれない。


 それほど、今のエピタフは常軌を逸していた。


「わかった、書く」


 とりあえず、この場を過ぎればどうとでもなる。

 ピラト二世はそう思い、羊皮紙を机から取り出した。


「違います。教皇勅書に」

「ここにはない」

「あるはずです」


 教皇勅書というのは、金属製の印章のついた紙のことで、より公式な証文に使われる。

 黄金の印章のついたものはその都度作るので机にはなかったが、もしもの時のために鉛のものは用意されていた。


「……くっ」


 刺激してはならないと思い、ピラト二世は教皇勅書の用紙を机から取り出し、それに大司馬の任務持続の文書を書いた。


 書き終わると、エピタフはそれを奪い取り、くるくると丸めて印章で留めた。


「教皇聖下と争いたいわけではないのです。伯父上」


 エピタフは言った。


「なにをぬかすかっ……!」

「覚えておいてください。私は、あの男を滅ぼすためなら、どんなことでもする……」


 そう言って、エピタフは憎しみを思い出すように自分の胸を見た。


 そして爪を突き立てる。

 墨の入っている肌を、強い力の込められた爪がゆっくりと掻き、皮膚をえぐってゆく。


 血が溢れ出し、胸から垂れ、足下に垂れていった。

 皮膚をむしり取るような真似をしながら、エピタフは痛みを感じていない様子であった。


「あの男は悪魔なのだ……殺さねば、我々が滅ぼされる……!」


 自分の胸を爪で引き裂きながら、エピタフは狂気に駆られたように言った。


「私は圧倒的に正しい……ッ!」


 エピタフはその身に刻まれた汚辱を濯ぐように、胸を必死にかきむしり、包帯の上から顔も掻きむしっていた。

 たちまちのうちに顔の包帯が朱に染まる。


「絶対に、絶対に正しい……ッ! 教皇聖下がなんと言おうと――!」


 その言葉は狂気にまみれ、だが正義を確信しているようでもあった。


 歯ぎしりをしながら、その目は不規則に動いていた。

 震える口からは唾がしたたりおち、その姿は狂人にしか見えない。


「絶対に殺してやる――ッ! ユーリ・ホウ……あの悪魔デモン……悪魔ダイモーン…………」


 そして、彼は言った。


魔王サタニス……ッ!」



~あとがき~


これにて第一部は完です。

数日お休みをいただいた後、次話に登場人物と地図の整理を挟み、

それから第二部に続く予定です。


並行連載しております

「竜亡き星のルシェ・ネル」

https://kakuyomu.jp/works/16816927862987016427

も、よろしければ応援おねがいします。たぶん楽しめていただけると思います。

<(_ _)>

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