5月

花言葉 スズラン(5月1日/5月2日)

 GW中の平日、お仕事がある方も多いことでしょう。我が家の娘達も学校に予備校にと忙しくすごしています。明日は映画に行くと、旦那と約束していましたね。私は、コミティアの用意があって映画に行く暇がないんですけどね。コ○ン、母も見に行きたいぞ!

 昨日、どうしても天野喜孝先生の展示会に行きたくて、やることそっちのけで出掛けてしまったので、仕方ないですね。


 5月1日、5月2日の誕生花は『スズラン』です。鈴のような形をした白い花姿が、とても可憐ですよね。春の花としても有名だと思います。日本では北海道に自生種があるそうですよ。

 いつもなら、誕生花を重ならないように書くのですが、5月1日のエッセイをお休みしたのと、どうしても「スズランの日」についても触れたいと思ったので、今日は二日併せてのご紹介です。


 イギリスやフランスでは、5月1日を「スズランの日」と呼んで、身近な人の幸せを祈ってスズランの花を贈るそうです。

 16世紀、フランス国王シャルル9世がスズランの花を側近から献上されたそうです。その時、王と国の幸福を願いった側近に、王が感銘を受けたことが始まりだそうですよ。


 古くには、聖レオナール伝説というものもあります。フランスの谷(ベルギーやイギリスだった等、諸説あり)で、レオナールは毒竜と闘い勝利するも、全身に傷を負います。その血が滴り落ちた地面からスズランが咲き、レオナールの傷ついたからだと心を癒したと云われています。


 『スズラン』の花言葉は『再び幸せが訪れる』『純粋』『純潔』『謙遜』です。

 ヨーロッパ各地で春の訪れを告げるように咲く、可憐な姿は古くから愛されてきたのでしょう。そのことが、様々な言い伝えや花言葉に伺えますね。


 古くは、スズランの葉を傷に湿布して治したなんて話もあります。でも、毒性のある植物なので気を付けてくださいね。

 スズランをつけた水(花瓶の水や生け花の皿など)を口にしても中毒症状を起こすそうです。そんな水を口にするわけないじゃない、と思いそうですが、ペットを飼っている方や小さい子どもがいるお宅は気を付けた方がいいと思います。特に、幼い子は触って口に指を持っていくことも、少なくないですからね。

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