ふぇいたる
タムラ ユウイチロウ
“ふぇいたる"
菖蒲の模様厳かな銃撃戦跡地
椅子の刺みが人の声に聞こえた
遠浅の海や寛大な統計に甘える子供心
コンクリートが彩る住所不定無色透明の曼陀羅
微々たる散光の傾度にシグナルは驚いて
人工衛星の太陽光パネルと入射角を同じにする
航空灯はたんたんと灯台の明かりに跳ね
参考程度に炭鉱に訪れる農夫を鉱夫は抱きしめる
丈夫な机を買ったら裏にテントの落書き
優しい気持ちで夜のキャンプは今日になる
ふぇいたる タムラ ユウイチロウ @you_monodiary
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます