第49話 仕事納めしました & 資料集めの取材的なこと

今年はめちゃくちゃ忙しかったです。疲労困憊。

年末年始で回復したいと思います。


職場は業務内容・人間関係とも大変恵まれており、ついでに場所も良くて、ありがたすぎる環境です。


仕事だけしていられるのであれば、ここまで疲れないのですけどね……家事・執筆関係、さらに子供の受験が加わったのが疲労蓄積要因でした。東京の受験、すごすぎ。

もっとも私は早々に受験を離脱して夫任せでしたが、夫担当の家事がほぼすべて私担当になったので、大変でした。


これから先も、入学準備や毎朝のお弁当作りとか、大変さは続きます……朝、一体何時に起きてお弁当作るんでしょうか……。夏は暑いから、腐らないお弁当を作る工夫も必要ですよね。

外国方式でランチバックにPB&Jサンドや果物、ポテチの小袋など放り込みたい。


資料を集めの一環として、「金平糖」を取り寄せました。

ヒロインがシェフの店に持参するお土産として出す予定なのですが、私は数年(もしかすると数十年?)食べていない気がして。


飲食店に食べ物のお土産って、難しいと思うんですよね。相手の方がプロだから。

そこはヒロインがちゃんと考えて、「シンプルかつ邪魔にならずスタッフが分けて食べられ日持ちするもの」を選ぶ設定です。


最初は「干菓子(和三盆固めたみたいな)」で考えてたんですが、ふと、「金平糖」にしようかな、と。

ちょっと調べてみたら、興味深いお菓子だったので、変更決定です。

ポルトガルからもたらされたお菓子で、コンフェイト→金平糖。

素敵な日本語にしましたねえ。


「ジョーヌ(黄色)」というお店へのお土産に使うアイテムなので、黄色または黄色を連想させる味で揃えました。しょうが、レモン、バナナ、パイン、蜜柑など。

こんな金平糖があるとは。素敵。


試しに国立国会図書館のデジタルコレクションでも検索してみて、下記資料が出てきました。中は読んでいません。


薏苡栽培調理法 : 救荒済生 図書 奈良専二 著 (千鍾房, 1886)

目次:金平糖の法


何でもネットで調べられるような気がする世の中ですが、そんなことはないと思いますし、図書館のレファレンスサービスを使ってみたいな、とも思います。

ネット以外の場所にもいろいろな資料があるはずなので。

なかなか自作では、そこまでする必要がありませんけどもね。


これだけ調べて実際に金平糖を取り寄せて食べても、作中の描写は、せいぜい数行かな。とにかく調べ物が多い私です。調べ物が好きなんでしょう。


ちなみに金平糖、高級ラインもあり、興味を惹かれます。

お店の対応もとても感じが良かったです(京都のお店なので、お電話するの、緊張しました)。


では、このへんで。

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