【備忘】アニメ感想

フヒト

2021年秋放送作品 序盤の印象

※すべて個人の感想です。どうか大らかな気持ちでご容赦ください。


【視聴をやめた作品】


「キミとフィットボクシング」

Switchのゲームをアニメ化したものらしい。5分アニメなのにキャラ多い。声優が恐ろしく豪華だけど、ストーリーは乏しい。CMに毛が生えたような程度か。


「終末のワルキューレ」

神々と人間(偉人)が闘技場で格闘。人間が負けたら人類滅亡だそうな。ひたすら格闘、格闘で、話はほとんどない。


「進化の実~知らないうちに勝ち組人生」

学校ごと異世界転生。いじめられてた主人公には、チートなスキルが与えられ――というあまり新鮮味がない話だった。


「吸血鬼すぐ死ぬ」

タイトル通り、すぐに死に、灰になって復活するという弱弱吸血鬼と、貧乏バンパイアハンターのコメディ。チャンピオンに連載しているだけあって、ちょっと低年齢向けな雰囲気。


「テスラノート」

悪の組織と忍者の末裔が戦う物語らしいが、CGアニメで出来が良くない。ジビエート、そしてEX-ARMに並ぶものか? 声優(特に小原好美さん)はよく頑張っているが、見ていて同情を禁じ得ない。


「古見さんは、コミュ症です」

サンデー連載漫画が原作。コミュ症というか、失語症に近い美人女子が、友達をつくるために一念発起。それを助ける男子(いい人)、という構図。「ひとりぼっちの○○生活」に激似な設定なんですが。


「ビルディバイド」

カードゲーム連動アニメ。一話はルールの説明に徹していた。


「メガトン級ムサシ」

ゲーム原作。平和な街と思いきや、そこはシェルターの中で、外では謎の異星人との戦闘がくり広げられていた。主人公は仲間とロボのムサシに乗り、敵と戦う。ちょっと低年齢向けだったかな。設定的には面白そう。


「SELECTION PROJECT」

アイドル発掘ものです。お金がかかっているらしく、作画が綺麗。でも新味は乏しいかな。二話切りしました。


「真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境スローライフすることにしました。」

タイトル通りの内容でした。


「世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する」

これもまたタイトル通り。俺は普通に、手練れのスナイパーがこの世界で仕事をこなしていくほうが見たいんですが。


「サクガン」

敵の出現によって地下生活を余儀なくされている人類。主人公の少女(九歳)は、父親とともにロボに乗って地上を目指すのだった。オールディスを思わせるSFになっていくような気はするけど、初回で好感キャラを殺すという演出はいかがなものか。キャラ配置も好みではなかった。


「プラチナエンド」

画を見れば一目瞭然だが、デスノート、バクマンで知られるコンビが原作をやっている。天使にスカウトされた主人公が、他のスカウトされた人たちを相手に、異能を使って騙し合いをくり広げる、という展開か。一話では、デスノートよりも丁寧に主人公の背景を描いていたように思う。


「最果てのパラディン」

異世界転生した主人公が、アンデッドらに育てられる。なぜアンデッドが人間を育てているのかは謎。これから先語られるらしい。


「Deep Insanity THE LOST CHILD」

また地下世界です。謎のパンデミックに襲われている未来。南極の地下にフロンティアがあって、そこに挑む少年少女、という話。


「王様ランキング」

漫画原作。聾唖の王子さまが友とともに頑張るお話、らしい。童話的構造をもつ小説は好きだが、童話そのものには興味がないのです。


【視聴継続中の作品】


「さんかく窓の外側は夜」

心霊ものとBLの合体。原作も読んだ。やたらと「見えて」しまう主人公男性が、謎の霊能者男性にスカウトされ、イチャイチャしながら除霊をしていく話です。


「見える子ちゃん」

心霊ものだが、こっちはコメディです。ある日霊が見えるようになった女子高生。彼女はそこらじゅうにいる悪霊たちを、強い精神力で「無視」することにした。スタッフは「異種族レビュアーズ」の人たち。とても笑えるし、結構ほっこりとするシーンもあって、とてもいい。ときどきエッチなカットが入るのもGOOD。


「月とライカと吸血姫」

架空のソ連が舞台。とても危険な有人宇宙飛行の事前実験体として選ばれたのは、吸血鬼として差別されている一族の少女だった。主人公は落ちこぼれの宇宙飛行士候補生で、吸血鬼少女の監督役に命ぜられるのだが――。設定はいいんじゃないかと思うのですが、どうして架空の世界を舞台にしちゃうのかな。この世界のソ連が舞台でもいいように思うのです。吸血鬼一族だけを架空設定にして。


「やくならマグカップも 二番窯」

二期です。多治見を舞台に陶芸に打ち込む女子高生たちの物語。後半の声優さんたち実写珍道中が要らない、という声もきくけど、俺はまあ割と好きです。


「takt op.Destiny」

謎の生命体(今期多いな)に侵略されたアメリカで、クラシック曲の名前がついた兵器少女を「指揮」して戦う少年。一行は兵器少女の命を救うため、本部があるニューヨークを目指す、というロードムービー的お話。SFなのかファンタジーなのかまだわからないが、SF的パラダイムシフトが起こることを期待。


「海賊王女」

オリアニ。18世紀の大西洋。娼館島で、娼婦の初仕事を迎える主人公は、一念発起して逃げ出す。立ち塞がる男たちの前に、幼い頃離ればなれになったサムライの少年が現れ、主人公を助ける。作画がとても綺麗。どういう方向に話が転がっていくのかは不明なので、期待して見ようと思います。


「プラオレ! PRIDE OF ORANGE」

アイスホッケーをはじめた少女たちの悲喜こもごも。日光が舞台。試合で勝った後、氷上で歌って踊るという、ウマ娘みたいな設定がちょっと、だけど。作画は綺麗。アイスホッケーアニメというのは初めてなので、少し期待。


「マブラヴ オルタネイティヴ」

マブラヴシリーズの一つ。ゲーム原作らしい。BETAと呼ばれるグロい異星人と、残存した人類(ロボに乗ってる)との絶望的な戦い。作画が雑なのが残念。シュバルツスマーケンのときのような悲劇展開になるんでしょうか。


「境界戦機」

サンライズのオリアニ。分割統治されている日本で、ロボに乗ってレジスタンスとして戦う少年と仲間たちの話。ロボに搭載されているAIがかわいい。


「ルパン三世PART6」

ここんとこ頻繁に作られてるルパンシリーズ。緑ジャケットなのは原点回帰か? 期待させる。どうせなら音楽もファーストのを使ってほしいけど。


「逆転世界ノ電池少女」

昭和がつづいている並行世界が舞台。非実在な物語が徹底的に規制されている。主人公は秋葉原を拠点とする抵抗軍に入り、その妄想力によってロボのバッテリーをつとめる少女とともに搭乗、戦いに参加する。「境界戦機」と違い、どっちかというとコメディなノリ。ファイルーズあいさんの演技がかわいいですね。


「シキザクラ」

名古屋が舞台。作っているのも名古屋の人たちらしい。パワードスーツのようなものを着、異次元の裂け目に入って敵と戦う。CGアニメだが、テスラノートと違いチャチくない。構図が工夫してあって、CGくささを感じさせない。何より女の子が可愛い。「やくなら~」もそうだけど、地域興しのためにアニメをつくるというのは良いと思う。どんどんやって。


「ブルーピリオド」

ある日絵を描く喜びに目覚めた少年が、東京藝大を目指して日々絵を描きまくる。絵画とは、芸術とは、芸大とは、などの問いかけと知識が満載の、じつに興味深い内容。物語やキャラもとてもいい。いつだって主人公はマイノリテイ、という法則にしたがい、変人ぞろいの受験生たちに翻弄される超努力家主人公がいい。


「無職転生~異世界行ったら本気だす2」

異世界転生ものだが、やっていることはハイファンタジー。ありふれた題材でも徹底的に丁寧にやれば面白くなる、という好例。


「輪るピングドラム」(再放送)

ウテナ、さらざんまいの幾原邦彦監督作品。十年前の作品だが俺は初見。相変わらずぶっとんだ演出にかなり引くが、内容は面白い。いつも通り意外な展開を期待。


「先輩がうざい後輩の話」

会社員もの。超ミニサイズの主人公(女)が、うざいうざいと言いながら優しい先輩(男)に甘やかされる、イチャイチャコメディ。先輩だけじゃなくて、会社の人たち皆優しく、ほとんどファンタジーの世界。


「大正オトメ御伽話」

大正時代。御曹司だった主人公が交通事故で片腕麻痺になり、役立たずと言われて別荘に追いやられた。ペシミストになってしまった彼の前に現れたのは、主人公の嫁になることを命ぜられた可憐な少女だった。超ポジティヴなお嫁さんによって、主人公の心は次第にほぐれていき――。キャラが魅力的で良い。時代背景も意外に調べてある。関東大震災をどう乗りきるのだろうか。

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