第13話 敵意
所長と六人のギャザーチームは実験室にやってきた。
研究チームの職員は六人のギャザーチームを見て目を丸くする。そっくりな男が二人ずつ。奇妙な光景だった。
しかし瑛美は気にする風もなく六人を一瞥し、所長の方を向いた。
「瑛美君、何か分かったか?」
「目下、調査中です。原因は不明のままです」
「むう。何とかならんもんか」
「我々は全知全能ではありません。時間をかければ分かるという事ばかりではないでしょう」
「へっ。こっちの瑛美女史も同じだな。竹に木を継いだような答えだぜ」
別世界の俊魔が言った。瑛美は気にする風もない。
「瑛美さん。俺たちは自分の世界を元に戻したいんだ。それに消えた人たち……そちらの世界で死んだ人たちが来ているはずだ。彼らだけでも元に戻したい」
別炎児が言う。
「そうですか。しかし建物も人間も原因は同じでしょうから、人間についてだけ問題を解決するという事は出来ません」
「俺たちはギャザー粒子の力で宇宙を超えてやってきた。その力で、こっちに来た人たちを帰せばいいんじゃないか? それなら理屈では可能のはずだ」
「可能ですが……今の状態は、言わば糸が絡まった状態です。時間の流れが重なり合い、一つになりかかっている。その状態でこちらに来た人を連れて帰ると、余計に混乱を増す可能性があります。絡まりが複雑さを増し、何が起きるかわかりません。」
「ギャザー粒子そのものの混在状態を戻さないと解決しないって事か。じゃあ手詰まりじゃないか」
「ただ……異常が止まらない原因は分かったかもしれません。これを見てください」
瑛美は別宇宙の戦闘データアニメーションを再生する。
「これは……何だ。戦いの記録か。録画じゃないな。アニメ?」
「そちらの宇宙での戦闘データです。観測した宇宙外ギャザー粒子の情報から再現したもので、それを戦術AIが簡易アニメーションとして再生しています」
「これが俺たちの……確かに、どこか見覚えがある。なるほど。これを使って君たちは俺たちの闘いの記録を参照しようとしていたのか」
「その通りです」
「それは分かったが、しかし、それが何なんだ。異常現象と何の関係がある」
「収集装置を停止した時点で、これらのデータはある程度蓄積済みでした。そして装置を停止した後に解析を行なった。事細かな粒子の振る舞いについては解析でしか分かりません」
「そうだろうな」
「つまり、解析という行為がさらなる観測とみなされ、更に粒子の混同を助長した可能性があります」
「何だって?」
「可能性の話に過ぎませんが、収集装置停止後もデータの解析は行なっていました。他にギャザー粒子に関連する出来事はありません。状況から考えると、やはり、この解析が原因の一つと言えるでしょう」
「何という事じゃ! 瑛美君、至急解析も止めるんじゃ!」
「ご心配なく。もう停止しています。というよりも終わってしまいました」
「終わった? 何がじゃ?」
「解析がです。ある分は全て解析を完了しました。時すでに遅しです」
「はぁん……」
西園寺所長が気の抜けた声を出して膝をついた。
「お、終わったじゃと……」
「終わってしまいました。この宇宙も終わりかも知れません。外を見てください」
窓ガラス越しの空に奇妙な光が見えた。空間にひびの様な物が見える。一つではない。無数に、空間や空にひびが入っている。見れば実験室の中にも光のひびが走り始めた。光がにじみ、光の周囲の空間が僅かにずれたようになっている。
「空間がほつれている。宇宙が一つになろうとしているのでしょう。あるいは、消えるか」
「何てことだ……! 俺たちにできることは無いのか!」
「混ざってしまった別々のギャザー粒子を分離できればいいのですが、方法が思い浮かびません。彼女ももう消えてしまったかもしれませんね」
「彼女? 誰のことだ」
「西園寺瑪瑙さんです。彼女の姿を見ましたか?」
「見ていない……! そんな、瑪瑙さんが……向こうの宇宙に行ったという事か!」
言いながら、元宇宙の炎児は愕然とする。西園寺所長はよろよろと立ち上がり、窓の方へ歩いていく。
「瑪瑙……そんな……娘よ、お前はどこにいるんじゃ……」
衝撃を受けるギャザーチームと所長に追い打ちをかけるように、敵襲を知らせる警報が鳴った。
「くそ、こんな時に! 行くぞ皆!」
元宇宙の炎児はそう言って走り、俊魔と雷光も走る。
「おい炎児。俺たちはどうする?」
別俊魔が別炎児に聞く。
「決まってるだろ! 戦うぞ、俺たちも!」
残された所長はしばし茫然としていたが、自分の顔を両手で叩き気合を入れた。
「こうしちゃおれん! わしも司令室に行かねば!」
所長も走り司令室へと急いだ。
残された瑛美はペンをじっと見た。壊れて捨てたはずのペンだ。
「どうすればあなたを向こうの世界に返せるんでしょうね」
そう言い、ペンをごみ箱に捨てた。
慌ただしく出撃したギャザーチームは、驚くべき光景を見た。
「棘皮獣が……五体だと?!」
研究所に接近しつつある棘皮獣は五体。一体でも手こずるものが五体。炎児は血の気が引くのを感じた。しかし撤退はない。ギャザーロボが人類最後の砦だ。
「おい、お前たち!」
別宇宙のギャザーチームも出撃し、元宇宙の炎児に通信を行う。
「俺たちも協力するぜ。数からして、奴らもおそらく総力戦だろう。世界が滅びる前に仕掛けてきたに違いない」
「そうか。だからか……」
棘皮獣も僅かながらギャザー粒子を扱っている形跡がある。棘皮獣のエネルギーではなく、何か別のことにだ。そのため、棘皮星人もギャザー粒子関連の異常事態の影響を受けているのだろう。奴らもきっと施設が現れたり仲間が消えたりという現象に悩まされているはずだ。しかも原因不明。どうやら、研究所周辺だけでなく世界にまで異常現象が広がりつつあるようだ。
棘皮星人も、そのまま消えるのに任せるのではなく、戦って雌雄を決しようと考えてもおかしくはない。
「まさか棘皮星人にもそんな感情があったとはな」
棘皮星人との意志の疎通はほとんど出来ていない。死ぬ前に残した言葉や数少ない交信が全てである。棘皮獣は機密保持のために、敗北した場合は爆発し乗員もろとも粉微塵になる。そのため捕虜も取れず、情報はほとんどない。
分かっているのは、どうやら母星を失い地球に移民しようとしていることだ。友好的な関係を築いて移民を進めることも可能だったかもしれないのに、棘皮星人は武力による侵攻を続けている。
そんな棘皮星人からギャザーチームが感じているのは、合理的で非人間的な人格である。血も涙もない。有効な攻撃と判断できれば、自爆も辞さない。仲間を助けようとはせず、容易に切り捨てる。人間的な非情さではない。単に機械的な判断でそうしていると、ギャザーチームは感じていた。
まるで機械だ。そしてその直感は恐らく当たっている。棘皮獣の残骸を分析した結果、どうやら生物は乗っていない。棘皮星人は機械、もしくは機械生命と考えられるのだ。
だから、まるで慌てて総攻撃を仕掛けてきたような反応に、妙に人間臭いものを感じた。棘皮星人らしからぬ反応だ。それとも、これも合理的な判断に基づくものか。いずれにせよ、五体の棘皮獣を出してくるとは驚きだ。それほどの戦力を隠し持っていたとは。
だが何であれ関係ない。ギャザーチームは棘皮星人を打ち倒すのみだ。
「ゴー! ギャザー、ゴー!」
元宇宙の炎児がギャザー1を飛ばす。棘皮獣の迎撃だ。もう一体の別宇宙のギャザー1も追いかけるように飛ぶ。
「おい、炎児! 向こうの奴らもついてきてるがよ、どうやって戦うんだ? ギャザーコマンドと連携するのとは訳が違うぜ」
雷光が聞いた。
「そういやそうだな。だが考えてる暇もない。各個に撃破するしかない」
「行き当たりばったりだな」
俊魔が自嘲するように言う。
「そうさ。俺たちの戦いはいつでもいきなりだ。なるようにしかならん! 行くぞ、会敵まであと四十秒」
別宇宙のギャザー1から通信が入る。
「こちらも応戦する。お互い別々に戦うことでいいな?」
「それで構わん! 頼んだぞ!」
炎児が炎児に答える。敵は目前だ。ギャザー1は右と左に分かれる。
「ギャザーレーザー!」
まだ距離があるが、レーザーを三体の棘皮獣に向けて発射。棘皮獣はいずれも頑強な装甲で受けきる。ヒトデのような見た目は同じだが、色と装甲スリットの位置が少し異なる。
棘皮獣の装甲が開く。中から触手の様な腕が出て、先端から熱エネルギーを射出してくる。三体、計六門の斉射だ。残りの二体は別宇宙のギャザー1に向かっていく。
「ギャザーソード!」
棘皮獣のビームをかわしながら剣をつかむ。そして、接近する棘皮獣に斬りつける。切っ先が火花を散らす。だが僅かに装甲を削っただけで斬れない。
ほかの棘皮獣も触手を鋏のついたアームに変えて襲ってくる。接近戦だ。三体の棘皮獣と代わるがわる剣で打ち合う。独楽のように目まぐるしく動き、棘皮獣に囲まれないように位置を変える。だが多勢に無勢だ。脚や背中に攻撃を受ける。戦闘継続は可能だが、じりじりと押されていく。
「炎児! 俺に代われ!」
俊魔が叫ぶ。
「おう! ギャザーオープン!」
空中戦では分が悪いと判断し、ギャザー1は剣を振り回し牽制しながら急加速。分離する。そしてギャザー2に変形、地上に降りる。三体の棘皮獣も後を追い急降下してくる。
「ドリルハンド!」
ギャザー2は亜音速にまで加速。左手のドリルハンドで棘皮獣を攻撃し、装甲を大きく抉る。しかし貫通はしない。俊魔は棘皮獣を翻弄するが、決定打に欠ける。
棘皮獣のうち一体が横倒しになり、縦に接地。そのまま地上を回転しながらギャザー2に襲い掛かる。
「ギャザー2に追いつけるかよ!」
回避し側面からドリル攻撃。装甲を貫き、内部を破壊する。だが棘皮獣はそのままタイヤのように回転を止めない。速度がどんどん上がっていく。
「何だと?!」
ローリングする棘皮獣は亜音速にまで加速する。まるでパンジャンドラムだ。動きは直線的だが、速度はギャザー2に匹敵する。そして上空の二体からビーム攻撃。動きを制限され、ギャザー2は追いつめられる。
棘皮獣のローリング攻撃がにギャザー2を跳ね飛ばした。そして追撃のビーム。
「おい、俊魔! 今度は俺に代われ!」
「ぬう、ギャザーオープン!」
ビームを避けながら分離。そしてギャザー3に。
雷光は回転し向かってくる棘皮獣を真剣白刃取りよろしく両の手ではさみ込む。手の間で棘皮獣は回転しようとするが、ギャザー3は万力の様な力で締め上げ棘皮獣を止める。
「うおおお! 八海山落としーっ!」
雷光は吠え、棘皮獣を掴んだままアームを捩じり、その捩じれをほどくように回転させ棘皮獣を大きく投げ上げる。必殺、八海山落としだ。
「まだだ! ギャザータイフーン!」
腹部のハリケーンファンが回転。竜巻が巻き起こり、三体の棘皮獣を巻き込んで吹き飛ばす。
「炎児! 今だ!」
「ギャザーオープン!」
そしてギャザー1に変形。空中を木の葉のように飛ばされる棘皮獣に向かい、ギャザービーム。棘皮獣の一体がエネルギーを受けて爆散した。
「よし、まずは一機!」
炎児は残る二機に接近。左右の前腕側面から三本の刃、ギャザーカッターを出す。ギャザーソードと同じ強度を持った刃だ。
二体の棘皮獣はギャザータイフーンで姿勢が乱れていたが、すぐに持ち直し二手に分かれる。炎児はその右手に飛んで行った方を追う。
「ギャザーカッター!」
棘皮獣を抜きざま、左腕のカッターで斬りつける。表面を削るが、切断できない。炎児はそのまま左右のカッターで連続して斬りつける。僅かずつ切削痕が大きく深くなっていく。
棘皮獣が垂直落下し逃れようとする。追おうとしたギャザー1にもう一体の棘皮獣がビームで牽制してくる。ビームをまともに食らうが、しかし、意に介さず炎児は下に逃げた棘皮獣を追う。
「ギャザーキック!」
重力と加速の乗った蹴りが棘皮獣を真上から踏みつけるようにぶち当たる。棘皮獣はそのまま真下に落下し、地面に墜落する。
「ギャザーレーザー!」
フェイスガード部分からレーザーを射出、地上の棘皮獣を狙い撃つ。約一秒の照射。棘皮獣の装甲が赤熱化。その部分を狙って再度ギャザーキック。
だが、もう一体の棘皮獣からの連続ビームに阻まれる。装甲表面の耐ビーム剥離塗装が消失する。次のビームは直撃になる。
最大推力で後方に飛びビームを避ける。そして地上に落ちているギャザーソードを拾う。地上に墜落した棘皮獣も再度上昇し、もう一体と編隊を組むように左右に分かれてビームを発射してくる。
バレルロールのように旋回しビームをかわす。そして最大加速。切っ先を棘皮獣に向け、刺し貫く。
ソードが貫通した。そしてほぼ同時に爆発。機密保持のための自爆だ。強烈な衝撃がギャザー1も残るもう一体の棘皮獣も吹き飛ばす。
「うぐぐ……大丈夫か、みんな」
墜落したがギャザー1は体勢を立て直す。
「問題ない」
「ああ、どうってことないぜ!」
俊魔と雷光が言う。しかし言うほど元気ではないだろう。炎児がそうではないように、今の衝撃はかなりのものだ。血の混じった咳が出る。だがこのくらいなら、いつもの事だ。
残る棘皮獣は一体。向こうのギャザーチームも残り一体だ。お互いに決着はもうすぐだろう。無論、俺たちの勝利でだ。
空中に生じている光のにじみは戦っている周辺の空間にも発生し始めていた。にじみの向こうには何かが見える。空間の裂け目。別の宇宙と混ざり始め、向こう側との距離が近付いている。
「ギャザー、ゴー!」
自らを奮い立たせるように炎児は叫ぶ。たとえこの宇宙がどうなるとしても、敗北することはあり得ない。
「ギャザーレーザー!」
棘皮獣は身を捻るようにかわし、反撃のビームを撃ってくる。そして鋏の付いたアームを伸ばし機体を回転させる。今度は空中での回転攻撃だ。
棘皮獣の回転攻撃を紙一重でかわし、そしてギャザーソードで側面に斬りかかる。だが回転する装甲に弾かれた。
「ギャザービーム!」
腹部からのビーム。開度最大、最大出力。だが不規則な棘皮獣の動きを捉えきれない。かわされた。
「こいつ、手強い!」
棘皮獣の見た目はさっき倒した二体と同じようだが、最後の一体は動きが違う。腕のいい奴が乗っているのか、それともマシンの性能が違うのか。
棘皮獣が回転を速めギャザー1に急速接近。回避できない。
「ぬううっ!」
ギャザー1は剣を両手で持ち棘皮獣の回転攻撃を受け止める。連続する激しい衝撃がソードに叩きこまれる。だが凌ぎ、剣を押して棘皮獣を突き放す。
棘皮獣は回転したままギャザー1の頭上を跨ぐように通り過ぎる。そして鋏のついたアームをビームのアームに変え、ギャザー1の背後へ連続ビーム。強烈な一撃だ。主スラスターに損傷。推力を失い、ギャザー1は墜落する。かろうじて着地。
「来るぞ、炎児!」
俊魔が叫ぶ。言われるまでもなくわかっている。棘皮獣は鋏アームを出して再び高速回転。そしてこちらに向かって急降下してくる。
俊魔も雷光も代われとは言わなかった。分かっているのだ。炎児で駄目なら、誰がやっても勝てないという事を。しかし、俊魔や雷光では無理でも、炎児ならやってのける事を。ギャザーチームのリーダーは伊達ではない。二人は炎児に呼吸を合わせるべく精神を研ぎ澄ませる。勝負は一瞬だ。
棘皮獣の回転が早まり、大気との摩擦熱で赤く燃える。まるで火の車だ。そしてギャザー1を両断するべく襲い掛かる。
炎児は息を吐いた。見える。棘皮獣の弱点、装甲スリットの隙間が。
「ギャザーソード!」
裂帛の気合とともに踏み込み、跳躍。そして頭上から足元へとソードを一気に振り降ろす。
棘皮獣は地面へ激突し、三度ほど跳ねてから立って停止する。
ギャザー1の胸部から腹部にかけてがざっくりと切り開かれ、内部の機構や動力部が露出している。火花が散り、血のようにオイルがこぼれる。
「名付けて、ギャザー唐竹割り……」
炎児が呟く。そしてギャザー1の後方で停止していた棘皮獣は、真ん中のスリットできれいに二つに分かれ地面に転がった。ギャザーソードが断ち切ったのだ。そして爆散する。
「まったく、冷や冷やさせやがるぜ」
「本当だぜ! やられるかと思った」
俊魔と雷光が言う。ひとまず勝利だ。だがまだ、もう一体のギャザー1は戦っている。
しかし、見上げたのとほとんど時を同じくして、ギャザー1はビームで最後の棘皮獣を破壊した。爆散し破片が降り注いでくる。
なるほど。傍から見るとあんな風なのか、俺たちは。そんな事を炎児は思った。
別宇宙のギャザー1が地上に降りてくる。
「そちらも終わったようだな。こちらは二体。そっちは三体。大したもんだ」
「しかし深手を負った。手ごわい相手だった」
「そうだな。俺たちが最後に戦った時より性能が上がっていたかもしれない。半年分の差だな」
そういう別宇宙のギャザー1には傷らしい傷はなかった。
「君たちは観測された中で一番強い宇宙と聞く。流石だな。傷一つない」
「それは結果だ。次にやればどうなるか分かったものじゃない。倒れているのは俺たちかも知れん。勝負とはそういうものだ」
「ふむ。確かに。しかし……棘皮獣を倒したはいいが……」
空の半分ほどがにじんだ光に包まれていた。炎児達の周りにも光のにじみが生じている。地面にもだ。
触れないようにはしているが、しかし、このままでは逃げ場もなくなる。
「この宇宙は……どうなってしまうんだ?」
炎児は無力感に包まれた。戦士にできることはもうなさそうだった。
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