運命は受け入れなくていい

 「これだから若い人は」、「若い人は先のことが見えてない」と言うことは、あてはまるのかもしれませんが…

 若い人には、体力や俊敏性がある、先入観なく柔軟に考えることができる、失敗してもすぐやり直すパワーがある、ということが考えられます。また、主観的に感じる時間の長さが違うでしょう。今のその体力や集中力で、色々なことを吸収することが可能です。先が見えてないようでも、問題の認識の仕方や見通しの仕方、こなす気力や速さが違うかもしれません。

 若い人が、先の見通しや入念さに欠けるように見えても、それは当然のことであり、それが悪いことではないということです。

 高齢になると、病気になることも仕方がない部分があります。嘆いたり、悲観もすることがあるでしょう。それは個人の努力でどうしようもない部分もあります。しかし、自分の体の状態の変化を知ったり、できる範囲で予防はできたほうが良いと言えます。

 仕方ない、運命だ、と受け入れなくてはいけないことは多くない、年齢が若いほど、諦めなくていい、理不尽に抑圧されることも、また何らかの理由で(経験が少ない? 何かにおいて劣る)どこか下の立場と見られたり、不当な扱いを受けることも受け入れなくていい。他のところへ逃げることも、不当性や理不尽を糾弾して主張することも、一度避難してまたやり直すことも、自由だと言いたいです。

 

 

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