埖

芥葉亭子迷

33の詩

春

春の夜めいた女

妖しい色を纏った女


白衣を身に纏った女が、桜が散るように笑う


そんな女に、僕は恋をした


朧げな視界が閉じ切る前に


その女に恋をした

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