ゴーストライダー
厨二病でもヒーローしたいっ!
ニコラス・ケイジ氏の「ゴーストライダー」を観ました。
さていきなりバイクですが、アメリカンハーレー的な王道カスタムのうちの一つをペラいダブルライダースで押さえつつも、スタントバイクのライドではダートラを彷彿させるレーシングスーツを着こなしてと、センスが光ります。
また、2007年と16年前の映画だと言うのに、ポリコレを意識して
バイクに乗りたくなるかどうかという点では、私は正直乗りたくはなりませんでした。
映画としてはいかにもマーベルというテイストです。
冒頭でも述べましたが、ニコラス・ケイジ氏のアメコミ愛が溢れているといった印象が強い映画です。邦画だと反町隆史さんの「GTO」などが良い例かと思いますが。厨二病的な痛さをわかった上での、敢えての痛さ全開演出です。豚の言う「カッコいいとはこういうことさ」という事です。それでもそれをやり切れるのは、彼が痛さをわかった上での演出だからだと思います。
「キックアス」を観るとわかるのですが、ケイジ氏が演じるビッグダディというキャラが正義を執行する為の暴力への理解や、招く結末が正に滑稽にして真実なのです。
ゴーストライダーにも現実世界とヒーロー世界の干渉がキチンと描かれていて、彼のアメコミ愛が本物だと伝わってきます。だからこそ中弛みしてしまう残念な部分もありますが。
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