第24話

「あのォ……(‘~`;)!! じゃァ、飲まして貰おうかなァ」

 またとないチャンスだ。


 こんなラッキースケベなど、そうたびたび訪れることはない。



 だが、緊張からだろうか。妙に、笑顔が引きつってしまう。

 なにしろこの歳までロクに恋愛経験がない。



 おもむろにボクは、酔い止めの錠剤を取り出し口の中へ放り込んだ。

 


「ウッフフ……( ꈍᴗꈍ)!!」

 それを見て、姫乃は嬉しそうに微笑みを浮かべた。



 だが、この小悪魔は何かを企んでいるような感じだ。


 









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