第18話 美人女医マリア

 気づくと、目の前にエデンの美貌の女医たちが現れた。



「あァ……(☉。☉;)!!!」

 さすがに美女の国と言われるのも納得だ。

 息を吸うのも忘れてしまうくらい見惚みとれてしまった。



「フッフフ……(. ❛ ᴗ ❛.)!!」

 白衣を着た女医のマリアと看護師のリンダたちがボクらに微笑んだ。



 さっき乗船前も簡単に、彼女たちにメディカルチェックされた。

 手にはカルテを持っている。



「浦島真太郎!! それとジョーダンと久遠くおんヤマトねえェ……」

 美人女医のマリアは女神のように笑みを浮かべた。



「くッ……!!」かすかに、隣りのメガネ男子の久遠ヤマトの顔が強張った。



「ハイ……、なにか。チン太郎に問題がありましたか」

 ジョーダンはボクを親指で差し、うれしそうにマリアの胸元を覗き込んだ。



「なんでボクだけ問題があるんだよ」

 どっちかと言えば、コイツの頭の方が問題だろう。


 今にもヨダレを垂らしそうな顔つきだ。


 確かに、マリアの胸元は目を見張るような巨乳だ。

 しかしジョーダンみたいにジロジロ覗き込むのは、あまりにも露骨すぎる。


 まったくコイツには羞恥心がないのだろうか。



「いいえ、PCRも陰性でしたし、何も問題はないわ!!」




「そりゃァ、良かった!! これでチン太郎も何の気兼ねもなくエデンへ行けるな!!」

 ジョーダンは愉しげにボクの股間へ手を伸ばしてきた。



「バァカ……!! 触るなよ!!」







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