第19話

「待て待て待て。そんな、ヒョロヒョロの

ド陰キャを彼氏にするなんて正気かよ、、?

俺だろ、彼氏に相応しいのわよ、、!」


「父親は金持ち。俺は学年一位の陽キャ男子。俺こそが、運動も勉強もできる俺こそが、お前の男に相応しいど思うわ...!」


「あー、その告白のセリフだけど、

もう今日で100回目ね。はっきり言うけど、

飽き飽きしたわ」


「私ね、実はめちゃくちゃ不器用なの。

カップラーメンもうまく作れなくて電子レンジにかけて。ちんしちゃうよーなおバカ女子なの。針に糸を通すこととかもダメダメで、

何度も親指のはらに挿しちゃうの!ボタンつけとかも苦手なの!」


「私ね、顔がかっこいいとかより、

運動ができる、とかよりー、性格がよくて、

女子力高めの男子と結婚したいと、

ずっと思ってて...!」


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