第2話

鶴城航介(つるぎこうすけ)はものの見方や考え方、感じ方が人とズレている

これが正しいと思えばその信念と違うものを否定する

例えば、いじめというものが世にはある

それは人間だけに限らず他の動物間でもある。

誰か1人、弱いやつや嫌いな奴を集団て徹底的に追い詰め、迫害する。

鶴城航介はいじめをこう考えた。


「基本的にいじめられる側はその現実を自分一人では解決しようとせず、出来ず、ただされるがまま。

怯え、恐れ、傷つき、抵抗すればさらに酷い目にあうと刷り込まれ何も出来なくなる。」

「それを見ている人間は基本的にそのいじめに加担する側、傍観する側、標的になりたくなく逃げる側など味方にはならず。安全なところから自分の身を按じる。」

彼は2度、いじめに遭ったことがある

1度目はいじめられている人を庇った時

2度目は最初からいじめられる側にされた時だ。

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