第6話 「次の停車駅は部活動です。」

「お、おはようございます.........」


「(やっべぇ〜初さんに話しかけられてんけど.........この前家にゲームしに行ったとは言えまだ緊張するねんけど〜!)」


「お、おはよう.........初さん.........」


「池田くんグループrail見ました?」


「あ〜!見たよ!今日から部活始まるんやってな!一応重いながらも、パソコン持ってきたんだけどw」


「私もです!私も重いながら液タブ持ってきました!」


「いや〜なんか楽しみやな!自分も少しアニメとかに興味あったから!」


「ほ、ほんまですか!!初耳です!」


「あ〜初めてゆったからな〜!w」


「なんか、漫画も一緒に書くんですよね?」


「あ〜なんか書いてたな〜また詳しくは翔太の説明を聞いたらええかも!」


「そうやね!それを待ちましょ!」


今日の放課後いよいよ部活動が始まる。一体この先どうなるのかわからないが楽しい方に進んでいくといいなと俺は思っていた。


「みんな集まったか?」


「うん。集まったで。」


「よし!ほな始めよか!!今日から萱島漫画アニメ制作部スタート!!」


「やったー!!!」


「ついに!私たちの夢が!!」


「この日をずっと待ってたんだよね〜!!」


「や.........った〜.........」


「部活名ダサすぎるのに誰も突っ込まんのかい!俺が突っ込んでもうたわ.........」


「てか部活名出さない?」


「(高柳.........今更かよ.........)」


「略してKMAだ!!」


「だっさ.........」


「そう?」


「超絶ダサい.........」


「ま、まぁ〜ええやん?とりあえずこれからのことをまず決めなあかんで?」


「せやな!じゃあここからは私が喋ってもいい?」


「ええよ!」


「ほなまず、私たち4人は前から話してた役割でアニメとかを作るでいい?」


「もちろん!私は聖地を決めたり現場のスケッチや写真を撮ってくる係やな!」


「うん!真奈はそう!写真撮るのうまいからね〜!」


「じゃあ私は曲を作る係か!BGMとOP、EDとかの!」


「ホンマにそれでいいの?絵とかも上手いからなおと一緒にやったら?」


「わ、私もひとりじゃ大量の絵かけないし.........出来たら手伝ってくれたらありがたい.........」


「でも〜キャラにイメージの差が出てこうへん?」


「大丈夫!そこは2人で話し合わへん?まき!」


「なおがそういうなら、手分けしてやろ!でもメインはなおで!私はその手伝いってとこでええかな?曲作りも本気でしたいし!」


「もちろん!色彩設計をお願いするかも!色がどうも苦手で.........」


「うん!ええよ!2人でめっちゃいいキャラ作ろ!」


「うん!」


「で、私が話作る担当やな!」


「頼むで!1番大事な人!!みゆの話で全てが良くも悪くもなるし面白くもなるんやから!!」


「ほんまや!みゆ!みゆに全てかかっているって言うても過言じゃないで?」


「みゆ.........頑張って!私たちも楽しみにしてるで!」


「なんか3人に言われたら急に緊張してきたな.........大丈夫かな.........でもずっとやりたかったことやから大丈夫か!」


「何今更なことを言うてるねん!頑張れや!ムカついたら俺をいつもしばく感じでその壁倒せ!」


「了解!お前しばくわ!いきずまったら!」


「そういうことちゃう!!」


「はははは!!」


「はははは!で、高柳!俺と翔太は動画編集でいいんか?」


「うん!2人は多い?」


「いや、どっちかって言うと2人でも足りひん方やな?翔太?」


「まぁ.........せやな〜でも俺たちのスキルならなんとかなるやろ!」


「せやな!」


「ほんで前お前が私に言うてたマンガを書くって言うことについても詳しく教えてや」


「確かにせやな。まぁ〜部活っていうのは活動記録や活動実績とかって言うのが必要になってくるわけや。で、アニメ作るのは時間がかかるわけやな」


「まぁ〜確かにせやな。てかまずどんな話を作るかも決めてないからそこからもきちんと決めなあかんしな」


「でもマンガって話さえ決めたらあとは絵書いたらできるくない?」


「確かに.........あ!待って!その漫画をアニメ化するということ!?」


「そう!これよくない?」


「確かに!お前にしては冴えてるな!」


「お前より頭はええんやけどな?」


「は?」


「なんもないです.........」


「じ、じゃあ前話してた萱島を舞台にした話を作る方向で進めていきます?」


「せやな!」


「前萱島の歴史を辿っていくって話してたじゃない?あれ私思ったんだけど、オタクど推しの話にしない?」


「まき.........それ誰か言ってなかった?」


「え?そうやっけ?」


「私が言うた気がするねんけど?」


「真奈言うてたっけ?忘れてた!てへぺろ!」


「他のやつがてへぺろしたらこの世から消すけど、まきのてへぺろは可愛すぎて無理や.........」


「ほなみゆ話作るの頑張って!また出来たらそこから漫画作っていこう!」


「お前に言われなくても作るから」


「ハイハイ」


こうしてKMAが動き出した。



こんにちは

作者の猫耳ライムです。

お正月辺りに更新しようと思ってたらなんか1月はめっちゃ忙しくて更新が出来ませんでした。

遅くなり申し訳ないです。

「次の停車駅は萱島です。」第6話を最後までお読みいただきありがとうございます。

いよいよ、次回からは漫画制作が始まる物語です!

次回もお楽しみに。


P.S.

この物語の、スピンオフ的なものを作ろうかと考えています。

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