1章 18話

「は?」


「は?って言われても…理由言ってって言ってきたのそっちじゃないですか。」


「いやだから、その夜が怖いって理由だよ」


「別にあなたに関係ありませんよね?」


「は?」


「助けてくれたのは助かりましたけど、理由はそれだけで十分ですよね?」


「…」


「はじめましての人にそんな言われたくないです。」


言い過ぎたかもしれない。


でもそれだけ、私は言いたくないんだ。


「あっそ」


銀髪は、スマホを取り出して誰かに連絡をする。


何分か経った後に、スーツを着た男達が来て


「家まで送らせていただきます。」


不安な顔がみえたのか銀髪が口を開く。


「そいつら大丈夫だから。」


なぜかその言葉が信じれた。


そして、男達に着いていって家まで送ってもらった。

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