1章 1話

ピピピッ ピピピッ


アラームを消して時計を見ると朝の6時。


「…起きないと」


朝6時に起きて、お弁当を作り支度をする。


そして、7時半に学校へ向かう。


それが私の平日のルーティン。


「行ってきます」


誰も居ないのに、そう言って家を出る。


私の学校まで行く時間は、バスで30分。


家から30秒ほどのバス停で本を読みながら待つ。


「…遅いな。」


時間を忘れて小説を読んでいると、予定時刻から10分過ぎていた。


「こんなこと今まで無かったのにな」


予定時刻から15分を過ぎた頃、自分の乗るバスが到着した。


私はバスに乗って、学校へ向かった。

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