【NL】死神先生は美化娘を乱したい。※R-15
コウサカチヅル
死神、運命の町へ
ここは、とある小さな町を見守るように建つ給水塔の頂上。
それはさも面倒そうに、次の標的であるこの
金のふわふわした猫っ毛、黒づくめのいでたち。美しいがどこか軽薄な印象を与える顔立ちをしたその男は、世間一般で言うところの『死神』と呼ばれる存在だった。
「もー、いつになったら終わるわけぇ、この『任務』ぅ……」
はじまりは数ヶ月前。
死神よりも相当に格上である神、いわゆるこの世の『創造神』から、死神は世界に増えすぎたヒトの魂の『間引き』を任された。
(は? そんなの知らないし。これだから、万年発情期さんたちはさぁ〜!)
死神は気ままで、なかなかに
「もおお、面倒面倒面倒ぉ〜。あのオネエ、老けてくんないかなぁ……」
何億年経っても見目麗しい『創造神』へ
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