伝承に則った妖怪の紹介から始まり、現代を生きる様々な人々が直面した怪異が淡々と語られます。 百物語の形式を強く意識しており、最後の蝋燭の数が減っていく逆カウントダウンもまた、良い味を出しています。
独特の序文から始まる珠玉の怪談集。
入口のことわりがいいですね(^o^