赤備杖の章 〜ナートラ・エリュテイア〜

赤備杖の章の設定&解説のような、備忘録のような。




 「寄らば雷鳴剣、寄らぬば雷鳴剣」

 ──ナートラ・Eの【スパーク】






 ◆経歴表&冒険に出た理由

 A-2-2 裕福な家に生まれた

 B-4-5 毒を食べたことがある

 C-1-6 純潔である

 理由 故郷にいられなくなって


 ◆プロフィール

 年齢 : 117歳

 身長 : 174cm

 体重 : 〈『サムライ・ダイミョー』の初版〉約165冊分

 髪の色: 黒

 瞳の色: 翡翠

 肌の色: 色白


 一人称: 私

 二人称: 〜殿、〜さん(親しい相手)

 趣味 : 水煙管、読書

 クセ : 袖に手を入れる(袖手)

 好物 : サムライに関するもの、魚料理、林檎

 苦手 : 責任が発生する物事、野菜

 悩み : 旅先で集めているサムライ関連の本の持ち運び方法


 ◆簡易紹介

 ・赤や朱を基調とした見慣れぬ意匠の衣装(激うまギャグ)を身に纏う、操霊術師のエルフ。自称サムライ。

 ・両親はどちらも人間で、隔世遺伝によりエルフとして生まれた。そのため、エルフにしては珍しい鴉の濡れ羽のような美しい黒髪の持ち主。デコ出しロング。

 ・見慣れぬ意匠の(略)や聞き慣れない言葉の数々は、彼女が読んでいた魔動機文明末期の小説に由来する。別の大陸にあると思しき、特殊な地名や名称が数多く存在する地方で活躍する戦士──文武両道にして忠義を重んじる存在、サムライについて書かれたその本は、数十年前に亡くなった両親との思い出を彩り、彼女の根幹を形成している。

 ・その影響でサムライを自称しているが彼女は戦士ではなく魔術師で、わざわざ石突を剣の握りに似せた杖を腰に吊り、本来の詠唱を小声で呟いてから『雷鳴剣』と言い張って【スパーク】を放つ姿は酔狂そのもの。個性的な者の多い冒険者としては別に特別珍しいわけではないのだが……


 ◆解説

 ナートラ・Eことナートラ・エリュテイアは(数え間違いでなければ)14番目に作成したPCです。

 元ネタは井伊直虎。衣装モチーフは井伊の赤備えなのですが、井伊の赤備えは息子の井伊直政の元に、武田の赤備えで知られた者たちを含む武田遺臣が配属された際、それにあやかって自身の部隊を赤備えとして編成したのが最初ですが……

 その辺はほら、そういうことです(?)。


 ソードワールド2.xの舞台、ラクシアにおいては和風要素を意図的に排除しているそうですが(要出典)、例外として本来敵側である蛮族のドレイク……の落ちこぼれが主役のリプレイシリーズ『from USA』と、地方ガイドブック『フェイダン博物誌』に掲載されたエネミーデータのひとつに「◯◯(特定の蛮族名)ニンジャ」という存在が登場しています。

 これは魔動機文明時代の娯楽小説に登場するニンジャを蛮族の貴族が再現したものなのですが、筆者はそれにあやかって『ニンジャ』『サムライ』を名乗る冒険者をちょくちょく作成しています(前述の『和風要素を〜』という部分で複雑に思う方もいらっしゃるので、作成するときは周囲に相談した方がいいかもしれません)。


 私の場合、見た目のイメージは黒く染色した革鎧などを着用し、現在のラクシアに存在する技術で大雑把に衣装を真似ただけの似非存在を目指しています。こだわり?です。


 それはさておき、ナートラは初期作成のPCなので駆け出し冒険者です。

 元貴族で、ある事件をキッカケに国を追われた身ではあるのですが、自身の一族はまだ貴族なので追放について深刻に悩んではいませんし、割と道楽で冒険者をやっている部分があります。部分しかないです。


 技能はコンジャラーをメインに、スカウトとセージを習得しています。ちゃんと組むならアルケミストでサポートした方がいいのかもしれないのですが、身内卓でみんな自由に作成していたので、私も便乗させていただきました。えへ。


 得意技は冒頭の台詞で書いた通り、スパークです。このレベル帯では制御とかできっこないのですが。

 そのため、「先手を打ってスパークを撃つ。これだけでいい……」と言わんばかりに1ラウンド目でスパークを打ち、それから行動してもらうのが鉄板でした。

 ……コンジャラー、サポートがメインみたいなところがあるんですけれどね(あくまで個人の意見です)!


 実際の卓ではエルフを嫌うリカントの仲間を煽ったり、煽られたり、自身以上の変人に困惑する一般的な冒険者でした。

 冒険者って個性のゴミ捨て場みたいなもんで、変人奇人から祖国や故郷や一族や親友や恋人の命を奪われた復讐者まで埋もれるほど存在してますしね。楽しかったです。


 最後に。

 この『赤備杖の章』では、ナートラのキャラシに記入したキャラ紹介と冒険者になるまでの話を兼ねた散文を公開しています。もし機会がありましたら、次のエピソードもご一読いただければ幸いです。


 ここまでお付き合いくださりありがとうございました。

 

 

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