第60話 マッサージプレイ ※サービス回
「アイリーン。尻、揉もうか?」
気遣いのできる男である俺は、乗馬で受けた尻のダメージを癒やしてあげたい一心で尻のマッサージを提案してみた。
「……結構だ……」
よもやの、お尻堪能プレイ拒否である。
どうしよう。マッサージオイルで優しくもダイナミックに揉みしだきたいという欲求を抑える事ができるだろうか?ポイントでマッサージ用の紙パンツまで用意したのに?
無理だ……既に俺はそういうモードだ。
唐揚げの話しをしてたら口が唐揚げを欲するかの如く、ずっと尻を見ていた俺は尻を揉みたいモードなんだ!わかって欲しい!
この世の終わりみたいな顔の俺に
「私がお前の尻を揉んでやろう。慣れない騎行で痛いんだろ?」
いやー、あの紙パンツ俺が履くの?
罰ゲームじゃん!いや待て!アリかもしれん……
「ちょっと待っててくれ……」
俺はマッサージ用紙パンツを履くとアイリーンに
「頼む……、優しくしてくれ……」と頼んだ。
俺の紙パンツ姿に眉を寄せながらもマッサージオイルで優しく撫でるようにマッサージしてくれるマジ女神。
俺は羞恥と快楽の狭間で新たな扉を開いてしまった。
こんな美女に羞恥マッサージなんて、お店で頼んだらいくらかかるか分かったもんじゃない。
あぁ、因みに紙ブラジャーも一応着けてみた。
羞恥にブーストがかかる素敵アイテムだった。
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いつの間にか寝てたらしい、爽快な尻気分だ。
とりあえず紙装備一式は着替えようと思っていたら、部屋のドアがノックされた。
アイリーンだろうと思いそのままドアを開けるとマルコスさんが立っていた。
もちろんマズイとは思ったが、こういう場面で慌てると大体悪い方に事態は傾くのだ。
堂々としていれば良い。
なんら恥じる事は無い。
「おはようございます。どうしました?」
「……あ、ええ、おはようございます。今日の出発を少し遅らせようかと……昼頃に出発します」
「了解した……」
ほらな?微妙な空気が流れただけで済んだ。
とりあえず、のんびりタバコを吸いながら昨日のリザルトでも確認することにした。
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