Elder Hunting短編【クラーラ・ストラホヴァの憂鬱】

豆大福

【クラーラ・ストラホヴァの憂鬱】

 二〇一五年、極東日本にて面影島事件が起きた。

 面影島事件の詳細は機密事項として秘匿されているものの、当時を知る人間であれば面影島事件により何が起きたのかは必ず知っている。

 忘れようがないだろう。世界中で「黄泉還り」が起きたのだから。

 黄泉還りという異常事態は半日で収束し、UGNの尽力によりある程度の落ち着きを取り戻したものの、遺したものは大きかった。

 一般の人々のに強く根付いた黄泉還りの記憶は勿論、レネゲイドビーイングはこの面影島事件以降急速に増加したした。

 面影島事件以降、世界中で急増したレネゲイドビーイングの発生や目覚めはインターネットにも影響を及ぼした。


 メモリー、もしくはプログラム。あるいはただの集積データ。それらにも「意志」が宿るようになったのである。

 ある存在はビッグデータの解析に使われていたスパーコンピューターに、ある存在は小さな子供用学習タブレットに。

 それらは他のレネゲイドビーイングと変わらず自我を理解し、言葉を発し、世界を視る。己が何であるか。人間とは何なのか。世界とは何なのか。

 彼らは他のレネゲイドビーイングに違わぬ知識欲と探求心を持っていた。

 いわゆる「電脳生命体」の誕生である。


◆◆◆◆二〇一六年の某月。面影島事件より一年◆◆◆◆

 

 UGNには様々な組織や機関が存在する。

 例えばストライクハウンドはUGN本部に配置されている戦闘部隊で、精鋭のオーヴァードで構成されたUGN最強と呼び声が高い存在である。彼らは各支部に部隊が派遣され、凶悪なジャーム事件に際して軍事行動をとる。

 アールラボはUGN内に設置されたレネゲイド研究機関であるし、ホワイトハンドはUGN組織内の医療担当者が所属する部署だ。

 他にもミラージュバイト、査察部、遺産探査局、特別生命種対策局など多岐に渡る。

 その中でもUGN本部には「通信本部」という部署が存在する。有名なのは特務捜査班「アデプタス」で、彼らはUGNを狙うテロリストや興味本位のサイバー攻撃に立ち向かい、UGNの機密情報システムを守っている。また、彼らはUGN電脳部隊とも呼ばれ、彼らが行うインターネット上におけるオーヴァード情報の規制はアルフレッド・J・コードウェル博士による全世界同時ジャック以降、極めて厳しいものとなっている。故に彼らは「電脳生命体」の誕生にも目を光らせていた。

 しかし現実はそう甘くないのが実際である


 面影島事件より約一年後のUGNの通信本部が有するとある部署の一角で、ショートカットの白髪の女性がバンバンとコンソールを叩きながら液晶画面に向かって叫んでいる。

 彼女の名前はクラーラ・ストホヴァ(Klara Strakhova/Клара Страхова)。特務捜査班「アデプタス」や電脳部隊と同じく、UGN通信本部に属するUGNデータベース保守員である。


「あーもう! いい加減にして頂戴よ!! 迂闊にデーアベースから中東テロ組織の機密情報ぶっこ抜いてSNSにバラ撒かれたらたまったものじゃないのよ!!」

『デモ彼ラハ悪イ奴何ダヨ?? ナンデ??』

「人間社会には規律の他にも秩序ってものがあんのよ!! 正義を為すにしたって混乱招いちゃダメなの!!」

『君達ハ、正義ノ味方ジャナイノ??』

「UGNは人類の味方だけど、私はUGNデータベースの保守員やってんの。これ以上ウダウダ言うと頭カチ割るわよ」


 そう吐き捨てて彼女はコンソールを離れ、喫煙所に向かう。

 今日だけで十何本目なのだろうかと思いつつ彼女はタバコを咥えて火を点けながら、喫煙所の行きすがらに買っていたブラックコーヒー缶を開ける。

 カシュッという音と共に一人の男性が喫煙所に入り、彼女に話し掛ける。


「今日も散々叫んだみたいだね、クラーラ。流石は監獄の女王(カラリェーヴァ・トゥルマイ)って所かい?」

「そのふざけた通り名をもう一度口にしたら、アンタの眉間に根性焼きしてケツ穴にウォッカ流し込むわよ」

「ハハ……冗談はよしてくれよ。下手な冗談だなぁ」

「あらやだ。脅し文句は下手でも冗談は得意なつもりだったけど、下手な冗談だったかしら」

「ごめんなさい」

「よろしい」


 目の前の男性はクラーラと同じくUGNデータベースの保守員の一人である(彼とクラーラは正確には違う部署であるが)。

 彼もまたクラーラと同じように喫煙所に煙草休憩をしに来た所であった。


「で、クラーラ。どうなんだい?」

「どうって、何が」

「面影島事件以降、急増し始めた「電脳生命体」の対処さ」

「あー、……見ての通りよ。連日連夜クソ迷惑を被ってるわ」

「やっぱりそうか。こっちの部署も似たような状況だよ。連日連夜迷惑千万だね」

「……結局EAV.C.B(特別生命種対策局)が予見した事態そのものね。だからさっさと専用部署作れって私も陳情したのに」

「仕方ないよクラーラ。黎明期に於けるコードウェル博士の功績こそあれ後年の彼は裏切り者だし、EAV.C.Bは彼とその仲間により設立されたのが始まりだ」

「だからUGN内じゃ誰にも信用されてなかった、でしょ? だからって警告を丸っきり無視するかしらね。確かにあの局長は胡散臭いけど」

「胡散臭いか。確かにあのライラー・オメラスって局長は表情一つ取っても確かに胡散臭いと言えば胡散臭いしなぁ」

「私が胡散臭いと思うのは態度じゃなくて名前よ、名前。あと胡散臭いだけなら極東日本支部代表のキリタニも胡散臭いでしょ。理由は伏せられた謎の降格処分を受けた挙句、本部監査官のローザ・バスカヴィルが宛がわれてる。良い笑顔してる割りには怪しさ満点じゃない」


 現在極東日本支部表を務める霧谷雄吾は数年前に降格処分を受けていた。問題なのはその降格処分の理由が公にはされず、当時何故か無関係な筈の支部長である「轟木源十郎」も同時に辞任するという事態が起きていた事だ。加えて降格処分を受け左遷後にも関わらず実力成果を上げて監査部長まで再度登り詰めるも、今度は中枢評議会直々の命令で彼の補佐役に本部エージェントの「"Name of Rose"ローザ・バスカヴィル」が派遣され日本支部の副支部長を務め始めた。

 彼女が中枢評議会が送り込んだ監視役である事は明かであり、そんな監視役を堂々と宛がわれる国の代表支部長なんて殆ど存在していない。


「なるほどそれもそうか……って名前? ライラー・オメラスって名前が胡散臭いのかい? 態度よりも?」

「そうね。まずオメラス(Omelas)ってのはアーシュラ・K・ル=グウィンの自選短篇集『風の十二方位』のある小説の中に登場する、架空の理想郷の名前よ」

「へぇ、そりゃ凄いな。けど偶然の一致かもしれないだろ? 旧い家柄なら代々続いた姓がとある小説家が書いた固有名詞に偶然引っ掛かったんじゃないか?」

「……ライラー(Lailah)はヘブライ語で「夜・酩酊・酒・黒」等を意味してて、イスラーム圏では大昔からの恋愛詩等に登場する美女の名であったりして、女性名として非情に好まれた名前ね。だけど、ライラー(Lailah)はユダヤ伝承上で堕落を司る女性の悪霊「リリス」の語源とも言われてて、イスラーム圏外で付けるにはあまり縁起等が良くない印象を受けたりもするわ」

「……? 別に問題ないじゃないか。写真や実際に見た限り、彼女は中東の女性だ。浅黒い肌に黒の髪。日に灼けたような瞳の色も中東諸国の人間には特徴的だ」

「彼女、北欧生れよ。正確な出生地はアイスランド。そんな所の生まれがヘブライ語系統の名前なんて自分の子に付けるかしらね。ああ、データベース上では出生地を中東諸国に改竄してるみたいだけど」

「……!? 改竄していたってお前、何で」

「私ってばワンオペ任される腕利きの現役UGNデータベース保守員。改竄履歴の判別や後追いくらい簡単に出来るっての」


 クラーラは粗方言い終えると煙草を大きく吸う。ジジ……と煙草の先が燃えて灰になる音は、喫煙所に設置された換気扇の音で搔き消されていた。


「アイスランドの生れなら、本国の方で少し調べたりすれば出自を特定するなんて後は簡単ね。アイスランドは島民(国民)全体の血統がほぼ判明している世界的に特異な所だから」

「…………」

「詳しく聞きたい?」

「……辞めておくよ。藪蛇になりそうだ」

「賢明な判断ね。今日の会話は無かったことにしましょう」

「嗚呼、そうしてくれると助かるよ」


 男は少し蒼白な表情のまま喫煙所を後にし、そこには彼女だけになった。

 彼女は自分の手持ちのスタンドアローン化したタブレットを取り出し、ライラー・オメラス関する情報を纏めた資料を眺め始める。


「……ライラー・オメラス。EAV.C.B(特別生命種対策局)の現局長。EAV.C.BはUGN樹立後の黎明期にアルフレッド・J・コードウェル博士の指示により設立。当時のUGN中核メンバーでもあった彼女が局長に任命された。以降コードウェル博士の遺した「未知のレトロウイルス(=レネゲイドウイルス)に対する警告」の論文や「進化の可能性」を記した論文に従い、EAV.C.Bを運用。主にレネゲイドビーイングに対する警鐘を面影島以前から行っており、EAV.C.Bは老いたレネゲイドビーイングの象徴たる『偉大なる旧き生命"El Antiquum Vita"』……通称エルダーの討伐を主として行っていた。しかし彼女含むEAV.C.Bの主張である「エルダーの定義」に関して幾つかの問題点が挙がり、度々議論の対象となっていた」


 当時の議論に際して問題点として挙げられていた詳細な意見がまとめられ、資料には簡潔に記載されていた。

 以下、UGNに所属したEAV.C.B以外のレネゲイドビーイングの有識者らの見解である。


・知識欲と探求心や人間への関心を枯らし、俗世への干渉を断った老いたレネゲイドビーイングが「危険な存在(=ジャーム)である」という定義は正しくない

・その評価性が曖昧であり、流動的である。そもそも長命的存在であるレネゲイドビーイングに対し、定性的な定義である「老い」が物差しにならない(百年生きたレネゲイドビーイングがジャーム化した報告がある一方で、千年以上生きたレネゲイドビーイングが理知的な振る舞いをしていた報告もあり、時間経過を因とするその定義に矛盾が生じている事となる)

・同様に「俗世に興味関心を失った=衝動に呑まれた」という訳でもない。仙人のように俗世に関心が無くなり、さりとて衝動に呑まれる事も眠りにつく事も無く、五感全てを閉じて動かず生き続ける存在の方がずっと多い可能性が高い(眠りについてたレネゲイドビーイングが発掘された数多くの事例がこれを指し示してる)

・EAV.C.Bは『偉大なる旧き生命"El Antiquum Vita"』の定義を意図的に間違えたまま、EAV.C.Bは古代種的レネゲイドビーイング討伐を行う事で達成される本来の目的を隠匿している


「またEAV.C.Bが保有していた「アルゴス隊」は二ヶ月前に〔"烟る黒曜鏡の蛮神-テスカトリポカ-"〕討伐作戦にて討伐対象となったエルダーの討伐に成功するも、隊員の九割に及ぶ三十六名の死傷者を出す結果となった。その責任追求として局長罷免の声も……か」


 クラーラは『〔"烟る黒曜鏡の蛮神-テスカトリポカ-"〕討伐作戦』の詳細項目を開き、改めて事件前後の概要を確認し始めた。


 面影島事件を契機として多発し始めたレネゲイドビーイング出現からすぐ、EAV.C.Bはアールラボと協調活動を行う事で得られた調査結果や研究成果と共に、コードウェル博士の遺した論文で警告されていた「老いたRB」の存在を再度警告し、EAV.C.Bは中枢評議会からの承認を経て特殊部隊「アルゴス」を編成。直ちに『偉大なる旧き生命"El Antiquum Vita"』の調査を進め、北米アメリカ大陸中南米メキシコ・メキシコシティの地下にて第二次世界大戦時下で休眠状態から発掘され覚醒し以降メキシコ国内にて虐殺を繰り返していた〔"烟る黒曜鏡の蛮神-テスカトリポカ-"〕の座標を特定。

 二か月前にEAV.C.Bの局長ライラー・オメラスによって『〔"烟る黒曜鏡の蛮神-テスカトリポカ-"〕討伐作戦』が発令。結果としてアルゴス隊総員四十名の内三十六名の死傷者出すが〔"烟る黒曜鏡の蛮神-テスカトリポカ-"〕を討伐。「対危険レネゲイドビーイング組織」としての有用性を証明し、以降UGN内で地位を確立した。(アルゴス隊は生存者四名を中核とし、ハルペーを再編成する事となった)

 

「……誰が、どのようにして、〔"烟る黒曜鏡の蛮神-テスカトリポカ-"〕の討伐の決定打となったのか。当時編成された部隊への増援記録はあるけど増援隊員の名前はおろか、増援に来た人数すら不明。加えて三十六名の死傷者を出したにも関わらず生存者四名に対し当該作戦について緘口令を敷いている。討伐作戦報告書には改竄どころか、最初から詳細を記載していない所為で改竄履歴の後追いも不可能。こうも徹底されてるんじゃ当時何かあったのは確実だとしても今となっては何も分からない、か。……随分と思い切った作戦にしては要所要所の誤魔化しが徹底してるのよね」


 資料を読み終えたクラーラは深い溜息を吐きながらすっかり短くなった煙草を灰皿に押し当て、二本目に火を点ける。 


「おいおい、最近嗅ぎ回ってる人が居るって聞いたから来たけど、すげぇ別嬪さんじゃん」


 男は音も無くクラーラの傍らに立っていた。クラーラを除く誰もいない筈の喫煙所に。虚空から突如として現れた事から察するに、典型的なバロールによる空間接続能力によるものだと思われる。しかし何故か周囲に魔眼の出現形跡が一切ない。

 彼の軽薄そうな言葉とは裏腹に、薄笑いの表情は冷え切った仮面を被っているようで、ただ淡々と此方を見据えていた。

 

「私が集めた情報通りなら、貴方の名前は確かヘルペノルで合ってるかしら」

「おっと正解。でも名前は何処で知った? 結構コソコソしてた筈だけど」

「特徴的な顔立ちだからライラーの周辺人物調査で見つけたの。局員の通信記録から割り出した」

「へぇ。でもその特徴的な顔立ちは『普遍的かつ希釈的』にしておいた筈だけど? 『局員も知覚しようがない』筈だけど?」

「焦って変に嘘なんか憑くモンじゃないわね…………潜航知覚者なのよ」

「……マジ? 隔たりの世界水面を潜航し、零を越えた先の異聞史(ネガバース)を知覚する人間? 実在したのかよ」

「視えるだけで大して役に立たないわよコレ。……見つけたの理由なんだけど、まず普通の人間は必ずネガバースの対存在を示す「影」が視える。

 けどアンタは視えない。だからそれは私にはとても目立つの。そもそも潜航知覚者に認識阻害が効き辛いってのもあるけど」

「なら名前は? 顔が分かっても普通分からないだろ?」

「UGNデータベースの保守員やってるとカルティズムに傾倒したFHやテロ組織の情報はよく見聞きする。だから貴方そっくりな覚え書きの絵とその名前を、押収した資料から憶えてただけ

 一応言っておくとミスカトニック・コンツェルンや白銀星導教団の回し者じゃないわよ」

「……」

「現代どころか旧き時代ですら早々に霊脈孔は全て閉ざされた。世界運航を行う上で、隔たりの世界水面を繋げる事は不要なのよね。世界運航からの淘汰の一環として、トゥアハ・デ・ダナーンの妖精郷から王と女王が行き来出来ないよう閉じられた事も有名ね。

 だから基本的にあちらがこちらに来る事は在り得ないし、逆もまた然り。でも私がこちらで貴方のネガバースの「影」を何故か認識出来ない。潜航知覚者が「影」を認識出来ないのは、ホールから迷い込んだ「来訪者」か……こちらとあちらにも属さない、狭間に居座る超越者だけ。

 そうでしょう、『副王』」


 クラーラは死を覚悟していた。嗅ぎ回っている人間を探り返すという事はそういう事なのだから。

 ヘルペノルはゆったりと手をこちらに伸ばす。クラーラはぎゅっと目を瞑ると、永いようで短かった人生の全てが瞼の裏を駆け巡る。

 これが走馬灯なのかとクラーラが思っていると、額にバチン!と痛みが走る。

 ああこれが死──────────────んでない? てかおでこ痛い!!


「痛い!!!」

「改良版マジデコピン。これはあの堅物コンビのジーとエノクが表情筋を変えた逸品なんだぜ。これに懲りたらもう俺たちの事を嗅ぎ回るの辞めろよな?」

「……殺さないの?」

「自殺願望をお持ちで?」

「まさか」

「じゃあいーだろ。今後邪魔しなけりゃそれでいいだけだし」


 ヘルペノルは先ほどまで資料を眺めていたタブレットを手に取り、虚空の裂け目にそれを収納する。

 これは貰っていく。これとデコピンでチャラだと。何も言わずともヘルペノルがそう言っている事をクラーラは理解した。

 その後は虚空に入る事もなく、何故か歩いて喫煙所を出ようと外に向かっていたヘルペノル。喫煙所の出口の扉に手を掛けるとピタっと立ち止まった。

 顔だけくるりとクラーラの方を振り返り一言告げる。


「オレは『副王』じゃない」


-fin-

────────────────────────────────────────────────

●ヘルペノル

■分類:不明

■状態:特別生命種対策局局長 ライラー・オメラス契約下

<解説>

ライラー・オメラスが保有するRBの内の一体。何に由来するRBか不明で、ヘルペノル本人も語らない。

典型的なバロールに類似する時空間接続の能力を持つが、バロール特有の魔眼の出現が確認されていない。

隔たりの世界水面を行き来し、狭間に居座る超越者である事からその正体は『副王』であると推察されていた

が、ヘルペノル本人の証言によりそれが否定された。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

Elder Hunting短編【クラーラ・ストラホヴァの憂鬱】 豆大福 @O-bean524

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ