第355話 盗塁王

わずかなモーションも見逃さない。

大胆かつ繊細に塁を狙う。


「彼とうまくいっていないらしいよ」

口さがない噂にささやかな期待が頭をもたげる。

慎重に裏取りし、じっと見守る。

早すぎても遅すぎてもダメだ。

今度こそ、タイミングを外さない。


『るいちゃん』を想い続けて三年。


『盗るい王』に俺はなる!


ー完ー


なんか……

すみません_(._.)_


*****


明日のお題は『ハロウィンパーティー』デス^^


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る