大聖女エルサーシアの遺言 ウキペデア

リコアリーゼ

長女　リコアリーゼ・レイサン

オバルト歴１５３８年生まれ

前世　川崎芳夫（かわさきよしお）

享年２５歳　 タンク内で窒息死

契約精霊　キューピー・ハニー　人型

カイエント辺境伯公女

古代ダモン語（夢を叶える（リコアリーゼ））

称号　夢の聖女

お人好しな性格で、頼まれたら嫌と言えない。

前世でもそうであり、何かと損な役回りであった。

トラブルに好かれるタイプ。

前世のトラウマで閉所恐怖症。

カルアンの事は大好きだが、

遠慮の無い辛辣な言葉で滅多打ちにしている。

ニャートン王国のアイシュタ王太子に

恋心を抱いている。

精霊歌の腕前はかなり上達しており、

エルサーシアから”師範代”のお墨付きを

貰っている。

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「真冬でも馬車の窓を開けるから難儀しましたわ。」

「締め切ると顔が真っ青になりましたね。」

「トラウマって治らないのかしら？」

「軽度なら治療が出来ますけれど、

アリーゼの場合は死亡原因ですからねぇ。」

「転生する時に調整は出来ませんの？」

「死を経験している事が転生の必須条件ですから、

それも込みでの人格なのですよ。」

「安請け合いする癖も厄介ですわぁ～」

「サーシアと真逆の性格ですよねぇ。」

「無難が一番ですのにね。」

「そう言う割には厄介事だらけでしたよ？」

「そうでしたわぁ～。」