痴漢されたらハマりました!

かまぼこ板

第1話 覚醒

私の名前は木多薮桃(きたやぶ もも)

16歳!華の高校1年生!でも、一つコンプレックスがあって…

それは、爆乳なこと。Iカップ。走るとき痛いし、重すぎて死にそうだし、人に見られるし。最悪。


母「桃~?起きるの~?」

桃「は~い、起きてるよー!」

おっぱいが揺れる


今日は訳あっていつもより早い車両に乗んなきゃいけないから早起きしたんだよ~。眠い。


そそくさ、そそくさ。

行動は早い方。走るのはこのおっぱいのせいで遅い。


おっぱいを揺らしながら階段を下り、玄関へ向かう。


桃「いってきま~す!」

母「お弁当、忘れる気!」

桃「危ない危ない。気を取り直していってきま~す!」

母「行ってらっしゃい!…桃またおっぱいおっきくなった?」


タッタッタッ


うわー、人がいっぱいおっぱい見てる。

恥ずかしい…はやく行こう。


駅についたー。


桃「めっちゃ、満員電車じゃん。入れるかな…」

自分のおっぱいを見つめる。ついでに電車の中の人もおっぱいを見つめてつばをのむ。


桃「の、乗りまーす。」

サラリーマン軍団におっぱいが当たる。


桃「す、すいません!」


サラリーマン軍団「「「いいえぇ。大丈夫ですよぉ。」」」

ニヤニヤしながらサラリーマン軍団が答える。


桃「ほんと、恥ずかしい。」


ガタンガタン

ガタンガタン




サワサワ


桃「あれ、なんかお尻に当たってるような…」


見てみると、

!!??

男の人のあ、アソコが!す、すごく大きい。そしてまっすぐに私のお尻に当たっている。

やばい。これって、痴漢だよね…



揉み揉み


!!

今度はお尻を揉んできた!確信だ。声が出ない。どうしよう。


スルッムンニムンニ


私のアソコも!これはさすがに…



シュッ


パンツの中にまで…気持ち悪い。

…あれ?私のアソコ、濡れてる?

我慢汁が出てきた。


男「君、エッチだね。痴漢で感じちゃうなんて。おっぱいも大きいし。痴漢されに来たのかな?」


顔は見えないけど、気持ち悪い顔してるんだろうな。


フニフニクチュクチュ


桃「んっ、はぁ///」


え、やばい。声が出てしまった。聞こえてないよね?本当に私この痴漢野郎に感じてるの?…いやいや、私はそんな痴女じゃない!でも、


クチュクチュクチュクチュ


桃「ふぅっ////」

だめ。感じるな。


次は~、木の実高校前~、木の実高校前~。


桃「…着いた。」

男を払いのけ急いで電車から降りる。



その日はずっとそのことで頭がいっぱいだった。

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