拝啓、孤独を感じている私へ
夏鈴
第1話 拝啓、これを読むあなたへ
私は周りが沢山の友達で溢れていて幸せだ。
そう思う人達は沢山いるだろう。
毎日語り合い、時には喧嘩し、それでも
一緒に居てくれる。そんな素晴らしい人を持てていること。
それだけで、人は幸せなのだ。
だがしかし、この世の中には人と接することが苦手であったり、人から好まれなかったりする人もいる。
そんな人たちの場合、その人をつくること自体が難しいのである。
その人たちが感じているのは孤独というものだ。
人々は簡単に一人の時間があると
「孤独だ」と口にする。
だがそれは、本当の孤独なのだろうか?
誰かに会うために乗ったバスの中。
学校の教室の中。
一人暮らしの部屋の中。
孤独といっても感じ方、捉え方は人それぞれだろう。
「一瞬の孤独」 「永遠の孤独」
どちらも嫌だが、人によっては孤独を感じなければいけない状況に陥ってしまう人もいる。嫌だとしても、ならざる負えなかった人がいる。
そんな人たちを見て、幸せな人達は
その人たちを笑って見てられるのだろうか?
自分にはそんなこと起きるはずがないと思っていていいのだろうか?
いつ自分に不幸がおきるかも分からない。
それなのに、孤独でいる人を馬鹿にできるのだろうか?
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