自分の生き方を見つけたい!

愛歌勇

現代編、ここから始まる物語

異世界の七つの石の力で少年達、そして今を生きる人は何を思い、何に対して生きるのか

序章

 それはある夜の闇に起きた出来事だった、綺麗な夜に一個の放物線が描かれ、閑静な住宅街を通り越し、裏山に大きなクレーターが出来た。

 夜に現れた、不自然な曲線の光と裏山のクレーターの傍にある、大きな謎の物体とその中にいる謎の生物が、、、


「次はこちらのニュースです。昨晩突然現れた、この幻想的な曲線です。とても綺麗ですね、星渡ほしわたりさん」|

星渡「はい、そうですねこの現象は未だに解明されていません、突如として出てきたものです。衛星記録にも残ってありませんし、まさに・オカルト・としか笑」

星渡優志、年齢28歳でありながら、SPARK(宇宙研究所)で働く学者で所長だ、日本支部で働いていて、容姿端麗でイケメン、ネットでいう勝ち組っていうところだろう、いやあんな若いのにすげえなぁ・・・・

「今日、K県Y市にある希望丘の山に調査するんですよね?」

星渡「ええ、今日の夜更けに実際現場に向かいます。今は研究員に頼んで、とりあえず立ち入り禁止にしてもらっています。」

「実際に日本支部が担当するんですか?」

星渡「はい、光栄ながら、実際に歴史上あるかないかの出来事、本部の方々が日本支部で調査して、ある程度終わったら本部のアメリカに引き継ぐ予定です。」

「画像を照らし合わせながら、見ているとこの飛行船みたいなのは、宇宙船で間違いないんですか?」

星渡「ええ、そうですねぇ、何とも言いきれませんが、

母「健太ー、ごはんよー」

健太「はーい、今気になる所だったのに、、」

母「なんか言った?」

健太「なんでもないです。」

丸いテーブルにいつもの、白いご飯とウインナー、大根と豆腐の味噌汁、あー玉にはフレンチトースト食べてみたいぜぇ

母「珍しいじゃないあんたが朝からテレビをまじまじ見てるなんて、」

健太「今日は特別だよ、だってあの飛行船?みたいなやつ落ちたの、家の近くだぜ、やばすぎだろ」

母「あーそいうことね」

母と朝はいつも食事をしてるが、みんなは一人で食ってんのかなぁ

健太「ごちそうさまでした。」

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母「学校の準備したね、ちゃんと真面目にやるのよ。」

健太「分かってるよ。じゃあ行ってくるね」

玄関を出て、少し階段を下りたら、そこに直人が居た。幼い顔立ちで黙っていればモテるのになって思う。

直人「よ、今日はちょっと遅かったな、」

健太「お前は俺のストーカーか、」

直人「いいじゃないか、いつも一緒に行ってるんだから。」

健太「それは家が近くていつもたまたま会ってるからだろ。たく」

直人「ええ~、」

健太「まあ。あれだろ、裏山のだろ?」

直人「そうそう、凄くねあれ、ツイツイでもスゲエ騒ぎだぜ。」

ツイツイはみんながつぶやく場所(SNS)だけど最近はいろんなネットの声とかあって誹謗中傷とかでも問題になってる。まあやろうかどうか悩むなあ。

直人「なあ今日裏山行かね?」

健太「お前マジかよ、バレたら先生にドヤされるし、下手したら、おまわりさーんにお世話になっちまうぜ。」

直人「バッキャロー、実物を生でみたいだろ、人生であるかないかのチャンスだぜ?」

健太「お前なぁ・・・」

彩美「何話してんの?」

直人「ウォォォ彩美、珍しいなぁ、脅かすなよぉ」

確かに彩美が朝一緒になるなんて、珍しい、中学になってから、いつも女子軍団と一緒なのに、幼稚園の頃から三人幼馴染なんだがな。今思うとこの変な二人に一人の女子が居るのが今思うと青春アニメ見てる気分だなぁ。

彩美「失礼だなぁ、ちょっと驚きすぎでしょ」

直人「んなわけないだろ、この一学期あんまし絡んでなかったし。」

健太「まあいいじゃん!、俺は三人一緒に居て嬉しいし。」

彩美「止めてよ、照れる(>_<)」

直人「おい、健太ァぁぁ、何イチャイチャしてんだよー」

健太「してね~よ笑」

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俺たちはそうこうして歩いていると学校に着いた。

希望丘中学校

1年3組

努気どき先生「おはよう。水ヶ谷、大樹、」

水ヶ谷健太「おはようございます。」

大樹直人「おはよーです。」

虹川彩美「先生おはようございます。」

努気先生「おお、三人一緒とは久しぶりだなぁ。ハッハ」

努気先生、まあムキムキで熱血な人だ、スポーツ刈りがよく似合う。

努気先生「じゃあミーティングを始めるぞぉ」

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昼休み

彩美「ええ、三人で裏山?!」

健太「俺は反対したんだがな」

直人「いやいいだろ、もう三年も行ってないんだぜ。秘密基地」

彩美「そういや丁度三年立つのか~、あー懐かしい、直人が作りたいって言ったのに寝てたし。」

直人「ちょちょ、俺も頑張ってたわい。」

秘密基地か、すっかり忘れてた、

回想

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裏山

小学四年健太「おい、直人何寝てんだ。」

小学四年直人「だって俺今日学校で疲れたもん~。」

小学四年彩美「できたよ、看板。」

小学四年健太、直人「おおー、スゲエー!」

そこには段ボールにセロテープで木の枝をくっつけた形で、クレヨンで三人の秘密基地と俺たちの似顔絵が描いてあった。

秘密基地は木の枝と葉っぱでトンネルを作ったり、綺麗に切られてる木をテーブルにしたり、まあ質素なもんだったが、けど俺達には何よりも輝いていたのに、何故忘れてしまったんだろう。

小学四年健太「よっしゃー!完成だ!」

小学四年直人「イヤッホー、やったぜー」

小学四年彩美「ってもう少しはあんたも動きなさいよ」

小学四年直人「ガフッ」

彩美が直人に叩く姿は姉第、いやカップルにも見えた。

小学四年直人「まあ、完成したし、それにほら見てみろよ」

小学四年彩美「うわあ、綺麗。」

小学四年健太「綺麗な夕日だ。」

それはまるで神様が褒めてるみたいだった、俺たちを照らして、火照った二人が眩しかった。あの頃はずっとこんな日々が続くと俺は思ってた。

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健太「そういやそんなこともあったな、ってホントの狙いはあの乗り物みたいなやつだろ。」

直人「おい、それ言うなよ~、彩美が話に乗ってくれないだろ、」

彩美「ガックシ、ツイツイのやつね、ハぁなんだか行く気なくしちゃったな~。」

直人「いやいや、ちゃんと秘密基地にも行くよ、彩美となら」

健太「俺は?」

直人「あ~、うん行くよ」

健太「今考えたろ」

直人「カンガエテないです。」

彩美、健太「バレバレだよ、笑笑笑」

健太「まあ三人で行こうぜ、宇宙船と秘密基地。」

直人「うん、そうしよう、そうしよう」

彩美「もう直人、調子良すぎ、分かった行く」

直人「マジでよっしゃー!」

高山「三人共何してるの?」

ああ、高山桜さん、実を言うと俺は密かに高山さんが可愛いく見えて仕方ないんだ、一目惚れというものだろうか、ばったり会ったとき、よくいつも聞く音楽の話をしてる。クラスじゃ、マドンナだと思う。多分

直人「高山お前何しに来たァぁァァァァ、また彩美を取りに来たのかぁァァァァ。

相変わらずの変人芸だ

直人は違うようだが、そう最近は女子軍団でまあリーダー的存在なのが高山さんなのだ、まあ無理もない、勉強もできるし、皆には平等に接してるし。これがモテる理由なのか、男子からの視線を感じる。主に直人の方に。

健太「ちょっと三人で昔の話してたんだ。高山さんもどう、昔の話とか聞く?」

高山「そっか三人共幼馴染だもんね、私は、」

後ろに居る女子「桜ー!、先生から呼ばれてるよ、」

高山「え、何だろう?、分かったありがとう。」

健太「高山さんまたね、今度好きなバンドの話ししよう。」

高山「うん、楽しみにしてるね。」

直人「何言ってんだ健太、来んな、来んな、お呼びじゃないんだよ、アッカンベー」

彩美「コラ」

彩美から直人に怒りの鉄拳制裁、たたでさえ、直人の変顔がさらに変顔になっちまったぜ。

直人「この度は高山財閥に関してご迷惑をお掛け」

彩美「もういないわよ」

直人「ゑゑゑゑ」

健太「てか財閥って謝る気あるのか・・・」

直人「あるよ、それに高山お金持ちだしさ」

健太「お前なぁ・・・」

全く失礼な奴だぜ、まあ憎めないんだが。

直人「よし、じゃあ放課後公園で集まって行こうぜ、詳しいことは携帯のグループチャットに送るわ。」

彩美「オッケー」

健太「了解。」

しかし三人で集まるなんていつぶりだろうか、

国語の先生「はい、そろそろ授業始まるわよー、夏休みも、もうすぐだしガンバロー!」

生徒一同「ええ~~~」

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希望丘公園

短縮授業で学校が終わって14時20分に集合なのだが、あいつ遅いな、

彩美「直人来ないね~」

健太「たく、提案者が遅れるなんて、20分は遅れてる・・」

彩美「二人きりだね、」

健太「言われてみればそうだな、自販機あるし、飲み物飲む?」

彩美「うん、そうだね」

俺たちは持ってきた財布でお互いの好きな飲み物を買うことにした。

俺は炭酸がダメなのでいつものりんごジュースにした。

そして俺らは互いに好きなジュースを飲んだ。

彩美「健太ってまだ炭酸飲めないんだ(笑)」

健太「飲めなくて悪いな、それに俺は健康に気を使ってるんだ。」

彩美「本当?笑」

健太「本当だよ。多分」

彩美「多分って笑」

健太「笑」

彩美「健太は恋とかしてるの?」

健太「え?」

彩美「まあそいう年頃じゃん」

いやいや、待ってこれ?俺が高山さんの事、え、やっぱりそうなのか、やっぱりいやけどここで安易に伝えたら、いや彩美だぞ、彩美には話してもいいんじゃないか、いやダメだ、まだ自分の気持ちがはっきりしてない部分が・

彩美「健太?」

健太「あーごめんごめん、うん居ないかなぁ」

彩美「そっか」

彩美「私はすぐ近くに居る」

健太「そうなんだ、がんばれよ、彩美ならきっとできる。」

彩美「・・ありがとう。」

なんだか恋バナつうの人生で初めてしたなぁ、彩美は凄いな。ちゃんと好きな人が居るって。

直人「ごめん遅れました。許してくださいー。」

走りながらやってきた、深々と頭を下げたので、俺たちはそこまで気にしなかった。

健太「分かったじゃ行こうぜ、冒険!」

彩美「うん、次から遅れるなよー直人」

直人「みんなありがとう!最高だぜ、」

かくして俺達は歩きながら裏山に向かった。

健太「そういやなんで遅れたんだ、直人」

直人「いやー親と喧嘩しちゃって。」

健太「なんだ、それなら伝えろよ~。」

直人「ごめんよ~余裕なくてさぁ。」

彩美「まあ無事に来て良かった!」

健太「だな、仲直りしろよ。」

直人「あーうんする。」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

裏山付近

裏山の入り口には立ち入り禁止のコーンにコーンバーが掛けられている。

警備員も居て、簡単に入れるような雰囲気じゃない。

直人「どうやって入ろうかなぁ」

健太「裏道から、ほら住宅街狭い細道を渡って行ければ通れるじゃないか。」

彩美「確かにあそこからなら行けるかも。」

直人「じゃーやってみますかー!」

実際にあそこの道を通るのは大変で、クモの巣やタバコの吸殻や、整備されてない道でとても転びやすくて、実際に通れる道じゃない、ただ俺達は何故か無性に行きたかった、秘密基地や宇宙船らしきものに。

直人「ぐへー、怖え、嵌るかと思ったぜ、泥だらけだし、」

彩美「仕方ないでしょ、頑張って行くよ。」

直人「アイアイさー」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

裏山

健太「着いたな、後ろに見たら警備員らしき人が見える。」

直人「マジでやったぜ。」

彩美「これで取り返しつかないね。」

直人「だなぁ。」

健太「ここまで来たら前に進むしかないだろ。行こうぜ」

直人、彩美「おう、うん。」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

宇宙船?付近

研究員A「分析結果でたか?」

研究員B「はい、センサーでしか確認できませんが、やはり地球の物質が使われているものではないと。」

研究員A「そうかバリアの方はどうだ?」

研究員C「はい、やはり解析不能で半径2mからのこの物体の周りに入ることができません。ヘリから上空の手段も行いましたが潜入部隊の一人が跳ね飛ばされ、軽傷です。なので運ぶにはこの土地ごと運ぶしか。」

研究員A「なるほど、ありがとう、生体反応はどうだ?」

研究員D「はい、色々試して見たのですが、それが何とも全てエラーになってしまいまして。」

研究員A「そうか、やはり所長が来ないと何もできんか、」

研究員B「やはり、そうなりますね。」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

裏山 茂った場所

直人「ウォォォぉすげえよ、ここまで来ちゃったよ、」

と小声だけども興奮が隠しきれてない、しかし実際に生で見てみると迫力がすごい、テナントにPCが数台あって研究員が居てもちろんSPARKの制服を着ている、しかもゴム手袋。

彩美「・・・・」

健太「彩美元気ないな、どうした?」

彩美「いやここって・・・・」

その瞬間皆氷ついた、そうだここが秘密基地を作った丁度の場所だ、彩美の視線で俺と直人は気づいた、目の前に皆に踏まれたあとの看板があった、皺くちゃでもう原型がないに等しいけど、そこのクレヨンに書かれた三人と描いてあったので、なんとなく分かった。そこに俺達の思い出があったのだ。流石に少し離れてるだろうと思っていた。

健太「すげえよ、こんなことあるんだな。」

直人「ああ、俺達ってめちゃやばい。」

彩美「なんだかすごいね」

???「*********************」

突然弱々しい少年の声が聞こえた。

だがなんの言語か分からなかった、英語一応中学一年なので、文法とか一つ一つの言葉は一応分かる、ロシア語、ハングル語、他の国の言語もいっぱいあるが、どうしても俺は地球の言語だとは思えなかった、どこか宇宙人のような気がしてた。

直人「なあ健太ふざけてないよな・・・」

健太「どう考えったって俺の声じゃないだろ。」

???「**********************」

また、聞こえた、テナントの人たちは聞こえていないのか?何も変わらず様子がない、こんなに弱っている声は初めてで、いつもの俺なら不気味がって帰りたいって言っているはずなのに、なぜか俺は近くに行ってみたくなってた、化け物かもしれない、その声に、助けたいと思った。

健太「なああの宇宙船みたいなの入れないかな?。」

直人「何言ってんだ、もう俺たちは十分スゲエ体験したぜ、そろそろ帰ってポテトチップ食べたいからさ、」

健太「なら、俺だけで行く。」

直人「おいおい、何言ってんだよ、流石に見つかるぞ、それに健太らしくないぜ。」

健太「声が気になる。」

直人「・・・・・」

健太「俺はその声を確かめたい。」

直人「んなの、気のせい

彩美「気のせいじゃない。」

話を聞いていた彩美がしゃべった。

彩美「あの声が気のせいとは思えない、あんなに強く語りかけているのに、どこか、消えちゃいそうな、よく分かんないけどあの声が気のせいだとは思いたくない。」

彩美「私も行く、健太と一緒なら、健太を一人にさせたくない。」

健太「ありがとう、彩美。嬉しいよ」

彩美「うん!」

直人は少し葛藤してた、頭に手を押さえて、けど直人は少し時間がたった後。決意を固めた顔をした。

直人「こうなったら止められないな、俺も行くよ、だって彩美も健太も俺の親友だしな、それに俺もちょっとは彩美に褒められたいもーん。」

いつもの顔に戻ったけど、俺はこの二人と友達で本当に良かったって心の底から思う。

健太「よし、じゃあどうやって行こうかな」

直人「フ、俺に提案があるぜ。」

健太、彩美「?」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

直人「よし、じゃあ飛んでけぇー、ウォォォぉぉぉぉ」

なんと手二個分の岩を両手で投げ、向こうにある木に命中させた。

強烈な奇声と共に。

研究員らしき人達は人間の声だとは思えず、岩の方に振り返った。

研究員A「なんだ、なんだ。」

ざわついてる、今のうちに

健太「ッ届け。」

俺たちは三人はとにかく走った、宇宙船の近くまで来たとき、俺たちは別の場所に居た。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

宇宙船

健太「おお~」

彩美「おっとっと」

直人「ブハァ」ドン

直人だけ派手にぶっ転んだが、、転びかけそうになった足を元に戻し、周りを見た、そこは真っ白な通路がずっと続いており、まるで未来に行った感覚だった。

後ろには扉?にしては扉じゃないような、扉の周り以外すっぽりない物があった。

直人「取り敢えず、道続いているし探検しようぜ。」

健太「だな。」

彩美「そうだね。」

少し俺たちはしばらく歩いてみることにした。

健太「凄いな、しかし映画の世界に行ったみたいだ。」

彩美「何だかドキドキしちゃう。」

直人「おい、こっちすげえぞ、」

直人が興奮気味でそう言った、俺と彩美は直人のいる所に向かうと、目の前にドアがあった。薄透明だが中に何があるのかは全く見えない。

直人「よし、じゃあ見てろよ、開けゴマ。」

そう言って直人が足を一歩踏み出すと、ドアが開いた。それは自動ドアだった。

そして中を見てみると、真っ白い空間で、でかいモニターに、ソファ、緑色のテーブル、そして自販機のような物があった。

緑色のテーブルは六人は一緒に座れるくらいで結構でかく、周りにソファが囲んであり、王様みたいな赤い布が使われてる。そして自販機はレトルトパック、SPARKで売られている宇宙食のような形で、パッケージは肉、野菜と、とても美味しそうだった。

直人「おお、なんだか食べてみたいなぁ、」

健太「流石に食べるのは危険だろ、気持ちは分かるが。」

彩美「けど、なんだか惹かれるよね、ホテルのごはんみたいで。」

直人「だよなぁ」

直人が肉のパックをじっと見て、手をかざした。

ガコ

直人「あ、出てきたぜ、彩美、健太。」

彩美「うわわ、本当だ、えなんで?」

直人「俺の願いが届いたんだぜぇきっとオ、とにかくうれぴー。」

健太「それ食べるなよ、何が起こるか分かんないから。」

直人「ええええええええええええ、お腹すいたぁー。」

健太「我慢しろ。」

直人「ぴえんまる。」

しかし何故出てきたんだろうか、本当に直人の思いが届いたのか?

正直疑問は深まるばかりだ、どうして宇宙船に入れたのも分からないし。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

そして探索してみると、またしても自動ドアがあり、俺達は一歩前に出た。そこは窓があったが何個か割れておりそしてカプセル見たいなものがあり、全部破けており、ボロボロだった。そして機器がないのにいくつか画面が表示されており、キーボードや宇宙船の周りが映し出されており、そして俺達、ちょっと前宇宙船に入る前の映像が、現在と過去の映像だろうかとんでもないテクノロジーだ。だが、一番気になるのは・・

直人「あれが、」

彩美「宇宙人?」

そこに居たのは俺らと同じ人間だった。背丈は小学五年生くらいで、男性でまだ子供っぽいような、白い軍隊服みたいなのを着ており、体育座りをしてる、その顔は絶望しきった顔だった。

健太「・・・」


これが俺たちの出会いだった。

そしてこの時俺達は気づいていなかった、目の前に輝く二つの石に。













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