第11話 鳥皮みそ煮とホッカイドウハイボールガラナ風味

出張帰りに飲み屋に立ち寄る。

こんなの超久々。

以前はごく普通にやっていたことなのに、コロナで飲み屋に行けなくなって、すっかり忘れていた。


久々に堪能したが、腹六分目といったあたりで退散。

以前と異なり、そこまで散財することもできないのだ。

でも十分楽しめた。


雰囲気は楽しめたのだが、やはり飲み足りないし、腹は減る。

そこで家に帰って飲み直し。

なんとなくいつもとは違うものを食べて飲みたくなった。

そこで、家に買い置きしてあったご当地ものをチョイス。

それが広島呉名物の鳥皮みそ煮缶とホッカイドウハイボールガラナ風味。


しかし改めて缶を見ると、鳥皮みそ煮缶は山口県岩国市の製造だし、ガラナハイボールに至っては千葉県松戸市産。

全然ご当地とちゃうやん!


鳥皮みそ煮缶の方はまだ許せる。

呉と岩国は隣県だし、どっちも基地の街。

そして販売者の所在がその中間の広島市。

これまた戦争をイメージさせて、一本繋がってる感じがする。


一方の松戸市とホッカイドウ。

…これ、どう繋がるん?

すまん、メーカーの方、ちょっと宿題な。


鳥皮みそ煮缶を開ける。

開けてびっくり。

これって鳥皮じゃなくて、煮こごり缶では!?

普通の焼き鳥缶詰でも煮こごりはあるが、これはすごい。

プッチンプリンのように、皿にあけたくなるような煮こごり感だった。


で、ガラナ缶。

うーん、これ、清涼飲料水?

製造は某有名酒メーカーだし、アルコール分も4%。

でもかなり甘口なので、ジュース感は否めない。


幸いだったのが、鳥皮みそ煮缶がさほど甘口で無かったこと。

焼き鳥缶って結構甘口だしね。

でも、これはそうじゃなかった。

山と積まれた焼き鳥缶ではなく、鳥皮みそ煮缶をチョイスした自分偉い!


なんで焼き鳥缶が山と積まれているかはそのうち、ね。

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