魔術師という仕事があるのが当然の世界観。若干飯テロ要素があるのが注意点でしょうか。
思いっきりファンタジカルな設定なのに、そんな職業が当然のようにある現代社会で、本当に普通の仕事として魔術師をやってる主人公真那。
大変だけど同僚にも恵まれ、残業にノルマに各種対応。もうまるっきり普通の仕事。だけどもメンテナンスとは、悪魔との契約の維持管理だという。
魔方陣を書いて、悪魔の僕を呼び出して、契約についてのやり取りを…とここだけ切り出すのファンタジー感ありありなんですが、やってる事は契約している会社のテクニカルサポートに連絡して、質問や問題点の対応をしてもらうという感じ。
家にはもう寝に帰ってるような。いやあほんとお疲れ…!
そんな彼女には、良き隣人として付き合いのある若月という男性がいるのですが、あれれ、この人もしかして?
仕事と私事という日常を描いた物語ではありますが、本人たちは知らないけど読者だけは勘づく二人の関係に、微かな運命(?)みたいなものを感じたり。
ハロウィン時期の二人の生活の様子。世界観を含め面白いので皆さんもぜひ!