設定 婚約破棄はもう七度目です

仲仁へび(旧:離久)

第1話



――あらすじ


呪殺令嬢と呼ばれている彼女は、関わった者達をことごとく呪殺してしまう。それも当然だろう。邪神の力を身に宿していたのだから。


だから七度も婚約が決まらなかったのだ。


しかしそんな彼女に声をかけてくれる人がいた、その男性は彼女の力とは反するものを内に秘めていて…。呪殺令嬢ファティ・クライシスが紡ぐ。――それは運命に嘆く物語。


寄り添う者を許さない定めに、どうか終止符を。




――人物


〇ファティ・クライシス

 七度婚約破棄された。内に邪神の力を有している。

 運命という言葉に嫌悪感を抱いている。

 両親の為に、何とか婚約したいが、難しそう駄と思っている。


〇ママ・クライシス

 ファティの母。娘の体質を心配している。

 無理に婚約しなくてもいいと思っている。


〇パパ・クライシス。

 ファティの父。

 できれば頼もしい男性のところに、嫁いでほしいと思っている。

 娘の将来のためにも。

 だが、口にはしない。


〇旦那

 八度目の婚約相手。内に女神の力を有している。

 子供の頃のファティを知っているらしい。


〇いとこの少女

 旦那様のいとこ、つんでれ枠。

 でも根はいいこ。




――仮想タイトル


 第1章 八度目の婚約

 第2章 逆さになった運命の意味

 第3章 誰も不幸にならない日々

 第4章 旦那様の敵

 第5章 初めて意図的に力を振るう時

 第6章 そんな事しなくていいように頑張るから

 第7章 何かをしなくなって、もう十分救われてます

 第8章 ずっと夢だった事

 第9章 幸福な結婚生活の中で「将来の話」を




――ファティ・アイテム


〇幸運のお守り

 透明な水晶。

 昔中の良かった友達からもらったもの。


〇コーリングブランドの靴

 靴屋コーリングの靴。

 購入時。奇跡的に、靴屋で誰も不幸にならなかったらしい。

 その記念にお気に入り認定。


〇痛んだ童話の本

 運命の相手同士が結ばれるという内容のもの。

 子供のころはよく読んでいたが……。


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