丸裸 〜ゆきちゃんといやん〜
侑希「何このタイトル……? 大丈夫なやつだよね?」
ゆき「ちょっと、侑希さん! この小説は全年齢対象ですよ! なんてタイトルにしてるんですか」
侑希「僕じゃないんだけど……。あれ? ゆきちゃんのスマホ……」
ゆき「どうしたんですか?」
侑希「カバー外したの?」
ゆき「そうですね。イメチェンです」
侑希「へー」
ゆき「やっぱり、スマホをつくってる会社さんが考えた設計なだけあって、カバーをつけてない状態のスマホが一番かっこいいですよね」
侑希「それはわかる! わかるんだけど……ちょっと耐久面が心配じゃない? 平気で外でも使うんだし」
ゆき「それなんですよ。家の中で丸裸なのは全然いいんですけど、外だと心配ですよね」
侑希「でも、丸裸が一番綺麗だからね。本来のよさが出てるっていうか……」
ゆき「しばらくは丸裸でいようと思います。心配でも見た目には敵わないと思うので……」
侑希「そうだね。やっぱり丸裸は最高なんだよ」
夢葵「二人ともなんの話してるの……?」
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