カレーが余った! 〜ゆきちゃんとインディアン〜



「ごちそうさまでした!」



「おいしかったね」



「はい。手作りカレーってたまに食べたくなりますよね」



「ね。で」



「で?」



「これどーすんの?」



「これって?」



「鍋の中のカレー」



「えへへ。作りすぎちゃいましたね」



「久しぶりに聞いたよ、ゆきちゃんのえへへ。いや、えへへじゃなくて」



「これから数日はカレーですね」



「一人暮らしあるあるだよ……。ほら、こうはならないようにしようねって言ったじゃん」



「侑希さんもいっしょになって作ってたじゃないですか」



「それは、そうだけど……。てか、何このタイトル?」



「自分のことを棚に上げないでください。で、タイトルってなんですか?」



「カレーが余った! って、RPGのゲームみたいな……」



「RPGにはgameが含まれてるので、RPGのゲームは頭痛が痛いですよ」



「あ、そうなの? ごめん。そんなことより、インディアンはアメリカの先住民族なんだけど……」



「びっくりするくらい本文と関係ないサブタイトルですね……」


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