ほっこり 〜ゆきちゃんと少ない〜
ゆき「そういえば、侑希さん」
侑希「ん? どうしたの?」
ゆき「最近ほっこり回、少なくないですか?」
侑希「久しぶりのメタ回だね。確かにそういえば、ほっこり回全然ないね。なんでなんだろう」
ゆき「たまにほっこりがあってこそのこの作品ですよね」
侑希「あ、そっか夢葵は知らないのか。確かに、夢葵が登場してからは全然ないね。この作品、最初の方はほっこり回っていうちょっとほっこりする回がたまにあったんだよ。それが最近ないねって話」
夢葵「ふーん。で、その最後のほっこりはいつなの?」
ゆき「一応、二週間前に一つありますけど。それより前だと、実家での
夢葵「じゃあ、あたしの登場の全然前だね」
侑希「っていうかさ」
夢葵「ん?」
侑希「ほっこり回が少ないのって、夢葵のせいでもあるんじゃない?」
夢葵「あたし? なんでよ」
侑希「だって、夢葵ってほっこり要素なくない?」
夢葵「ひど」
ゆき「侑希さん、それはダメですよ!」
侑希「いやいや、だって夢葵がいる時にほっこりが起きるとは思えないんだよね」
ゆき「前から思ってたんですけど、侑希さんって夢葵ちゃんにはちょっと当たりが強いですよね」
夢葵「そうだ、そうだ。妹にももっと優しくしろー」
侑希「まぁ、それはあるかもしれないけど……」
ゆき「別に夢葵ちゃんに優しくないとは言わないですけど、侑希さんの夢葵ちゃんへの当たり方も、夢葵ちゃんがいる時にほっこりが起きない原因だと思いますよ」
侑希「あー、確かに……」
夢葵「ゆきさんとか
侑希「それはゆきちゃんや姉さんは、お前みたいに怒らせることとか呆れさせることとかをしないからだろ」
ゆき「ほら、それです! 私にはそんな強い口調を使わないじゃないですか。もっと優しく言ってあげてください」
侑希「えぇ……。えっと、夢葵もゆきちゃんや姉さんを見習えるようにがんばろう? そうしたら僕も怒らないよ」
夢葵「きも。何その言い方」
侑希「お前、ぶっ飛ばすぞ」
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