12章 プロット
12章 シナリオ 災厄の神父のクリスマスの襲来
-青海の刑務所の精神に異常をきたしている囚人の裏に死神教会が暗躍しているという噂があった、彼らは口々に″死神教会によって救われた″と言って意味の不明の事を発言していた、あちこちの島で調査をしていた葵はある死神教会の関係者のオカマの後をつけて、彼らの姿が灰の島の立ち入り禁止の霧の中に消えていくのを目撃した、これは何度目にもなる光景で死神教会の本部がその霧の中にあると確信をし、青海の実家に連絡を取った
-その連絡から数日後に7つの島の当主と七姫、守護騎士達が集められて緊急の集会をしていた、それは灰の島の霧の中に死神教会の本部が隠されていると予想し、討伐隊が組まれると事になった
-霧の中に入った討伐隊の中でサンタ、クロ、アオが恐る恐る歩いていると、突然、目の前に精神異常者のような死神教会のメンバーと後方にオカマ達が現れて挟み撃ちになる、乱戦の間にアオの目の前にサンタ(灰の騎士)が現れて、一瞬油断したアオに襲いかかり、討伐隊と分断される、サンタとクロもそれに気付くが濃い霧の中で周りが見えず、周囲も死神教会のメンバーで乱戦状態で渾渾沌沌だった、サンタはクロを安全な場所に逃がす為に手を引っ張って敵のいない方へ逃げていく、サンタ達が暫く、走っていくとある古びた教会に辿りつく
-中に入るとそこにはかつて死んだ筈の神父が立っていた、サンタは笹鳥を取り出し神父を襲撃する、サンタは前から一つ目の世界で死体が見つからなかった神父を怪しんでいた、しかし、神父は片手でそれを弾くとサンタとクロに話しかける、後方にクロを下がらせてサンタと神父が対決する、神父は戦闘前にある神器を手に付けていた、サンタの攻撃は特殊な体質を持った神父には一切通じず、神父の神器と特殊な体質によって、サンタの攻撃される場所の魔力が飛び散り、そこに魔力のこもった拳が叩きつかれる、そのままボコボコにされるサンタを見て、クロは必死になって黒い障壁で守ろうとするが、神器によって障壁の魔力が拡散されたり、発動のタイミングが離れていると少し遅れたり、一方方向にしか弱点を見抜かれて、サンタが一方的にボロボロにされる
-瀕死状態のサンタが床に転がり、クロが泣きながらサンタの側に駆け寄る、サンタはクロに逃げるように伝えるが涙を流しながら必死に首を振り、サンタと神父の前に立ちはだかる、神父はクロに退くように言うがクロはそれに必死に抵抗し、サンタを守るように両手を広げた
・神父は一度ため息をついてから、サンタが人間では無く、錬金術師によって作られた人形である事を伝える、少し驚いたクロだがそれでも神父を阻み、神父が拳を振り上げた所でサンタとクロを探していたアオが教会に入ってくる、クロに拳が迫るのを見て、時間停止?、発動まで5秒かかる、無理‼︎、と考えて自身を加速させて、必死に右手を伸ばすが″このままじゃ、間に合わない‼︎、何か‼︎、何かないの⁉︎″と考えていると、どこからか時計の針が戻るような音がした、そして時間は遡り、気付くとアオの前に死神教会のメンバーが立っていた、アオは何となく早くサンタとクロの元に駆けつけないといけないと思い、目の前の敵を自身を加速させて避けて、ある教会の方に向かった
・アオが教会に着くと、ボロボロのサンタが床に転がり、その傍でクロが泣きながらサンタの名前を呼んでいた、アオは神父のただならぬ気配とサンタの様子を見て、勝てないと悟り、自身を加速させてから、2人の元に現れて″クロちゃん、私もやった事は無いですが、今からクロちゃんとサン君と私自身を加速させるんで、サン君を2人で担いで、急いで逃げましょう″と小声で呟き、一瞬、惚けた顔をしたクロもコクリと頷き、3人で教会から脱出した
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます