朝の光

ゆっくりと目覚めると


窓の向こうに


朝の光が


穏やかに一日の始まりを照らしている



あたしがそっと起き出すと

隣であなたが

朝が何よりも嫌いなんだ、

とでも言いたげな

しかめっ面で目を開ける


「おはよう」


そっと、頬に触れて

あなたのぬくもりを確かめる




「おはよう」を

「おやすみ」を


「いってらっしゃい」を

「いってきます」を

「おかえりなさい」を

「ただいま」を


あなたに言える


この喜びを


あたしにくれて

ありがとう



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