第251話 出力250万馬力! 全備重量5万トンアタック!!

(クッソ、お互いデカすぎて敵との距離感がイマイチ掴めん)


 船から巨人へと変貌した赤銅色の怪物を走らせる。だが敵と近づいている感覚がハッキリしない。乾いた大地を鉄の足で激震させ、鋼の剛体で焼けた空気を突き破りながらも見えている景色が曖昧だ。


 速度が、高さが。扱う物が日常より大きすぎて正確に知覚できない。


 さらに同型艦らしい向こうも変形したロボット形態は当然こっちと同じサイズ。スーツちゃんの推測で約130メートルと、下手な高層ビルを余裕で上回る超巨体。サイズ感がバカみたいでこっちも距離感がよくわからん!


 そのせいで足下にいた敵の艦載機を狙うとはなしに蹴散らしちまったりと酷いもんだぜ。1機サッカーボールみたいにパカーンと飛んで行ったぞ。


 通常ロボットってのは物との距離を機械側で測るシステムがあるもんだ。


 なにせ動かす物がデカいからな。大きくても2メートルそこらの体格しかない『人間用の目』は当てにならん。『巨大ロボット用の目』が必要なのは道理だ。


 だというのにこの『AX・GEAR』は電子装備の類が古風なうえに貧弱で、敵との距離を算出するような機材は別の部署。測量機だっけか? そこから操舵に伝えるシステムらしい。


 つまり乗員たった2名で1人が操舵、もう1人が機関砲の砲手になってる今のアックスでは艦橋ブリッジの窓から見える目視だけが視界のすべてだ。


 艦橋ブリッジにも対物レーダーらしきものがあるにはあるが、そっちも別担当らしくて操舵輪から遠いんじゃボケ! 見え辛いっての!


《まずは1発当ててチョ。それでこの子の手足の長さと関節の駆動域を確認しよう。そうすればスーツちゃんが間合いを算出して、低ちゃんの網膜に近接用レティクルを出せるゼイ》


 そもそもの問題としてこの古臭い艦橋ブリッジには照準装置らしきものが無い。備わった大砲や機関砲はそれぞれの砲台が狙って撃つシステムだからだ。通信で申し合わせて同じ目標を撃つくらいはできるかもしれんがな。


(ボクシングで言うところのジャブで距離を測るってやつだな、了解だ)


 ロボットだろうと人型であるかぎり打撃の理屈は一緒。手だけでポコポコ殴るより、腰を入れて振り抜いたパンチのほうが威力が出る。


 そのためには敵との間合いの計測が必要だ。スーツちゃんの言うように、まず山カンで当てさせてもらうぜ! 


《機関砲可動! 防御!》


(チィッ!)


 両方のアームを上げて申し訳程度の盾にしながら突っ込む。この図体で機敏にサイドステップは無理だって。


 すぐにバチバチと弾かれる機関砲弾の音が艦橋ブリッジまで響いてくる。さすがに40ミリそこらでは戦艦の装甲を抜けるほどではない。


《2連主砲! 回避!》


(分かってる! 当たるか! そんな見え見えの攻撃がよぉ!)


 不意に右足を前に出した敵の意図はすぐに察した。変形したことで足の甲に乗っている形の大砲を使うつもりだと。


 火と煙を上げて放たれたふたつの砲弾は足下から斜め上に飛んだ。だがすでにアックスの体はその火線上にいない。そんな無茶な位置から撃って動くターゲットにまともに当たるかよ!


(あ゛ー! ストレスだぜ! 撃たれても反撃できねえってのは!)


《今は距離を詰めるしかないノウ。こっちに40ミリがほとんど効かないように、アックスが機関砲を撃っても向こうには通じないジャロ》


(女装の王子様は最初から大砲に行かせりゃよかったかね。今から砲座を変えるのはもう無理だ。130メートルの肩から足では移動しようにもビルから落っこちるのと変わらん。途中で墜落して死んじまうわ)


 なまじオレたちが乗った事で無人機の特性を失ったアックスギアーは、その身に備わっている砲台群を十全に扱えない。撃てるのは砲手のラビが乗り込んでいる右肩の40ミリ機関砲だけだ。


 対して向こうさんは無人だからこそ全身の砲を放つことが出来るってか?


 ああクソ、どんなルールなんだよSワールドさんよぉ! 相手もこっちと同じ機材ならそんな高度な事はできないはずだろうが!


 もしかしてSワールドのロボットを操っているシステムは機械依存じゃないのか? 幽霊でも乗って操ってんのかよ!


《ハイハイ、イライラしないの。全速前進ダッ!》


(どっかの決闘大好き社長みたいに言うな)


 言われずともアックスはズシンズシンと走ってるっての。


 敵は足の大砲を撃つために腰を落として射撃姿勢を取った。その分だけ次の挙動は遅れる。砲撃を我慢した分はキッチリ詰めさせてもらうぜ。


 そして目視する限り、このダッシュでいよいよパンチの間合いだ!


「ラビ、射撃はもういい! 格闘戦いくぞ! 頭を守ってろ!」


〔このサイズで!? ちょ、ま――――〕


 カンで振った左アームはひとまず敵の胴体に突き刺さる。顔である艦橋ブリッジを殴りたいところだが、まだ距離感が掴めてない今狙うなら的が大きく動かない胴体だ。


(次は右ぃ!)


 当てた衝撃の度合いを頼りに右も胴体を狙う。ボディ、とにかく近付いてボディだ!


《左のボディはアームがちゃんと伸びてなくて計測の精度がイマイチ。腰を回して腕を振り切ってドウゾ》


(無茶言ってくれるぜ! どう動かせばジャブでアッパーでストレートなのかわっかんねえよ! こうか!?)


 ここまで表示されていてた人型での操舵の手順から推測し、まず『足を踏ん張って』、そこから『チェストを回し』、最後に腰の回頭に合わせて『右アームを全力で前に伸ばす』。


 巨大で重すぎる体格から繰り出すアックスの拳は外から見たらきっと鈍く映るだろう。だがその鋼鉄の一撃に秘められた破壊力は間違いなく絶大だ!


 荒野の乾いた空気を拳に巻き込み、突き破って。100メートル越えの巨人の剛腕が敵の顔に突き刺さった。


《ナイス右ストレート。アックスギアーの格闘距離の計測を完了。近接レティクル表示シマース》


 ボディじゃなくて強引なストレートになっちまったい。まあ当たりゃいいか。


 ドカンという発破みてえな鈍い音。耳元でドデカいハンマーでも打ち合わされたんじゃねえかって衝撃音が響いて頭がクラクラするわ。


 これが大質量同士がぶつかったって事だ。発生したエネルギーは100パーセント敵に被害を与える形にはならない。何割かは音や熱、衝撃という別の形に変換されて現れる。


 そしてそれは攻撃を受けた側だけでなく、与えたこっちにも確実に被害を及ぼす。


〔う゛わっ!? 死ぬ、死ぬ死ぬ死ぬぅ!〕


「叫ぶな! 舌噛むぞ! 男なら歯ぁ食いしばってろ!」


(……とはいえ、右はもう控えた方が良さそうだ)


 女装の王子様が乗ってるのは右肩の機関砲。アックスの拳が当たると艦橋ブリッジにいるオレより衝撃を受けるはずだ。気軽に交通事故みたいな衝撃をガッツンガッツン受けては生きた心地がしねえだろうよ。


《敵、肩の40ミリ機関砲4門お呼び胸部の70ミリ2門が稼働中。装甲のある部分はともかく艦橋ブリッジを狙われると小口径でも危ないゾ》


(先に砲門を残らず潰せってか? ゲームのボスじゃあるまいし、そんな事してる間に敵の艦橋ブリッジブッ潰したほうが早――――)


 こっちの右ストレートを受けてたたらを踏んだ青いアックスギア。だがギリギリで転倒を免れ踏み止まりやがった。ストレートには近すぎて威力が乗り切ってなかったな。


 そのうえに持ち前の武装を遠慮なく撃って牽制してきやがる。おかげで踏み込めず、用意していた追撃の左を止めてガードを上げるしかない。


(――――ってわけにもいかないか。なかなか鬱陶しいぜ)


 スーツちゃんの言う通りある程度は手数を減らさないと思い切り殴れそうにない。無人の向こうと違ってこっちはパイロットという弱点まである。室内にちょいと破片が飛び込んできただけで致命傷だ。


《キック! 前蹴り》


「こいつッ!」


 艦橋ブリッジを狙った射撃で牽制することでこっちのガードを上げさせ、空いた腹にメガトン級のキックが飛んでくる!


 こっちは目視戦闘。腕のガードを上げると下が見えないのを見越しての小技かよ!?


ぃぃぃっ(~~~~ってえな、てめえ)!」


 すんでのところでクロスアームのブロックが間に合うも、足のパワーで押し返されたアックスはせっかく詰めていた距離を離されちまった。


 加えてブロックした衝撃もただ事じゃねえ。ガードしてなお全身に衝撃がビリビリくる。こんなもの何発も受けてたら中身のオレらの方が参っちまう。


《腕部にダメージが蓄積。左腕のパワーが落ちだしたゾ》


 右は味方がいて積極的に使えない。左はパワーダウン。このままだと手も足も出ないダルマにされっちまう。


(悠長にしてたらジリ貧だ。もうリスク承知でかます・・・ぞ!)


《正面から行ったら撃たれまくるヨ! 射撃を顔に集中されたらガードを下げられないし、パンチの体勢になる前にまたさっきみたいにガラ空きのボディを蹴られて振り出しヤデ》


(んなこたぁ分かってらぁ! 正面じゃなきゃいいんだろうが!)


 幸い計器を見る限りこいつの機関出力は有り余っている。


 アックスギアーは陸上戦艦だ。それも履帯やらで律儀に地面の上をトロトロ走ってるような代物じゃ無い。


 この巨体を宙に浮上させて航行する、ごくごく低空ながら『宙に浮く』戦艦だ。


 あるんだ。こいつには。平面を進むしかない海の船とは違う。空という三次元を行くパワーが!


「機関出力最大! アックス! ブッ壊れるまで回せぇ!」


 出力レバーを限界の限界まで押し倒す。猛然と猛り狂うエンジン音と振動は爆撃のよう。


《ちょい!? 何するの低ちゃん! 壊れる! ホントに壊れるって!》


「全ホバー機構解放! 推力全開! 上・が・れぇぇぇぇぇっっっ!」






<放送中>


 はたしてそれは何の冗談か。ついに地獄の釜が開き、地上のすべてを飲み込むかのような破滅の錯覚をラビは覚えた。


〔全ホバー機構解放! 推力全開! 上・が・れぇぇぇぇぇっっっ!〕


 耳はおろか全身が痺れるほどの信じがたい大音量の中で、それでも伝声管から響いてきた力強い声を彼は確かに聞いた。


 そしてラビの肉体は新たな感覚に支配される。


 それは重力に逆らった者に訪れる圧迫感。地面に吸い付けんとする下に向けられた引力。


(と、飛んだ!? この船で空を!?)


 肩の砲座にしがみ付いて耐えるのが精いっぱいの中。ラビは砲座から見える赤い大地が離れていく光景に絶句した。


 飛行能力などスーパーロボットであれば珍しくは無い。巨大な質量を持つ人型ロボットであろうと自在に空を飛ぶ事は当たり前。


 もちろん、その機体が飛べる機体であったならの話だが。


 スーパーロボットの中には陸戦機と呼ばれる空を飛べないロボットも多い。そういった機体では飛行など叶わない。


 ではこの戦艦はどうか? ラビの印象ではとても無理な相談だった。こんなレトロ調の陸上戦艦に飛行能力などありはしないと思い込んでいた。


 ――――事実としてこのアックスギアーと名付けられている、戦艦からロボットに変形した機体に飛行能力などありはしない。ラビの直感は正しくその性能を把握していたと言える。


 だが同時に間違えてもいた。


 確かにアックスギアーに飛行能力は無い。


 ただし、ほんの十数秒だけ重力を振り切るだけのパワーはあったのだ。


「……おぉぉぉぉ!?」


 つまるところ飛行ではなく、瞬間的なパワーを担保とした跳躍ジャンプと言うべきだろう。


 エンジンを痛めつける事を承知で無理をして飛び上がった機体は、自身の全高130メートルを超える高度のジャンプを実現した。だがしかし、無理をして捻り出すしかなかった推力を出し続けられるわけもない。


 感じていた強い重力が消え失せたとき、ラビの脳裏に本能由来の嫌な予感が走り抜けた。


「落ち、落ちてるぅぅぅぅぅ!?」


 投げられた石はいずれ落ちる。その当たり前の結果を少年は15年生きてきた中で十分に知っている。子供の頃から遊びでスポーツで、石もボールも何度も投げてきたのだから。


 外下に見えたのは敵の巨人。放物線を描いて落下する船体は過たずその頭上を目指していた。


〔衝撃に備えろ!〕


 伝声管から聞こえた声に応える間もなく、ラビの体に過去一番の衝撃が加わった。





「……~~~~ぃ、っ」


 フットスタンプ。攻撃なんて立派なもんじゃねえ。跳躍したアックスギアーは勢い任せに敵を両足で踏みつけて、そのまま質量と落下エネルギーに任せて『踏み潰した』。


 相手の胸元に斜め上から乗った感じでそのままドスンだ。


 敵の艦橋ブリッジと胴体を繋ぐ部分、人間なら首に当たる部分が重さと衝撃に耐えきれずに千切れたらしく、そのまま青い頭がゴロンゴロンと遠くに転がっていった。


《大丈夫? パイロットスーツが無かったら死んでる衝撃だったゾ》


(ビルから落ちたみてえだよ……あークソッ、痛ってぇなぁもう!)


 まだ体がビリビリして感覚が鈍い。冬場に冷え切った手足をどっかに思い切りぶつけたみたいな痛みが続いている。


「ラビ、生きてるか?」


(……返事が無い。死んだか?)


《アックスも損傷してるし伝声管が潰れたのかも。もしくは失神中?》


「ありえるな。悪いが構ってる余裕は無い。とっとと残りを片付けるぞ」


《残り機動戦力は5。さっき足に引っかけた1機と王子様が機関砲でハチの巣にした1機は撃破を確認。でもアックスギアーの損傷も大。特に脚部が酷いナ。今のをもう一回やったら足が無くなるヨ》


(もうやんねえよ。中のこっちが死んじまうわ)


 使うのはパンチより張り手だ。とにかく引っかける面積を増やして群がってくる敵を引っぱたいて潰していく。


 すでに本命の敵戦艦は沈黙。さすがの耐久力で撃破はし切れてないようだが、あれならもうまともに動けめえ。


《敵戦戦力の全滅を確認。お疲れ低ちゃん》


 1分そこらで艦載機をスクラップにした後は敵戦艦に止めをくれてやる。脆い変形機構部分を壊すとスーツちゃんから撃破判定が出た。


「お疲れスーツちゃん。まあ帰るまでが遠足ってやつだ。長居は無用、とっととギャリー拾って帰るぞ」


《それなんだけどサ、ギャリーは大地の裂け目みたいなところに落っこちてるゾイ。生身で回収は厳しいと思う》


「うげ、マジかぁ」


 網膜にスーツちゃんが撮ったギャリーの最後の映像が流れる。アックスギアーの船体を跳ねるように落ちて行った緑のロボットは、荒野に開いた谷底のような場所に吸い込まれていった。


「アックスで拾えないか? こう、腕を上から伸ばしてよ」


《こんなので谷に近付いたら自重で崩落して、それこそギャリーが埋まっちゃうヨ》


「参ったな……」


 いっそこのデカブツに乗ったままシャトルを呼ぶか? だがさっきのバカジャンプで船体はもちろん機関部をかなり痛めたはずだ。呼んだシャトルに飛び乗れるかは微妙かもな。


「鹵獲できる程度に1機くらい残しておくんだったぜ」


 前は敵を撃破するか自分が死ぬかで終わるシンプルな話だったのに。まさか敵に手加減する選択肢が出てくるとはな。


《それならちょうどこの船に1機あるんでナイ? 無事なのがサ》


「あん? ……ああ。胴体の格納庫にあった青いトレーラーの事か? でもトレーラーだぞ?」


 あれで谷底のギャリーを回収しに行くのかよ。どっかに車が降りられる傾斜があるといいが。


 いや、それ以前に直立したアックスの背丈だと車なんて降ろせねえよ。まずは船の状態に戻さねえと。


《あのトレーラー、たぶんロボットになるゼイ。ギャリーと同じ合体機みたい》


「マジ? ロボットなのか。そりゃ朗報だ……となると後の問題はキーロックか」


 スーツちゃんと話しているうちに体の痺れも取れてきた。だがさっきからアックスギアーの変形を戻そうとしているのにうまくいかねえ。


 こりゃあこっちも変形機構がイカれたか。無茶をさせ過ぎた。


 ……アックスギアー、おまえは敵だがよく頑張ってくれたよ。青黒いのと違っておまえは撃破しないでおくぜ。どっかで修理してまた来な。そんとき張り倒してやるからよ。


《物理ロックなら前に開錠法を伝授したでゴザルぞ、低ちゃん氏》


「誰がうじやねん。向井の家に行ったときの時の話かよ。仮にもロボットだぜ? ボロアパートの錠前みたいにはいかねえだろ」


《調べるだけ調べてみたら? ここの敵の種類、古いシリンダー錠レベルでも行けそうなレトロ感だシ》


「まあ垂直に立ったままの船の中を上に下に、あるかわからんキーを探し回るよりは早いか」


 パッと見て無理そうならそんときこそ鍵を探してアスレチックすればいい。


「最悪アックスギアーの通信機でシャトルは呼べるかね?」


《可能だと思う。エディオンと違って操舵室にある言語も人類のものだシ。回線の周波数もオープンで行けるっショ》


「そういや金属製のプレートに『AX・GEAR』だもんな……考えてみたらなんだコレ? まるでこっち側のロボットみたいじゃねえか」


《過去にそれっぽい系譜の敵ロボットはいくつも確認されてるヨン。今さらだナ》


「敵がオレらのロボットを模倣してんのかね? まあいいか、今一番考えるべきは脱出法だ。シャトルに乗るかねぇ、アックスこいつ


 シャトルは呼んだロボットと数に合わせたサイズのヤツがやってくる。だから基本的に心配はない。


 問題は敵のロボットで呼んでもそうなのかだ。過去に鹵獲したエディオンはシャトルなしで勝手に戻ってきたから参考にならないんだよなぁ。


 ――――エディオンと言えばピエロ対策はボチボチ出来たんだろうか。


 あまり時間ばっかり掛かるようならマジでテイオウを強奪して、オレがピエロを始末してやる。


 条約も人類の未来も知ったことかよ。損得で許すか、あんなクソ野郎を。


「先に女装王子が生きてるか見に行く。位置的に格納庫より速い」


 格納庫は胸で女装王子は右肩の砲台。胸には上下の移動が必要な事を考えると横にいけばいい砲台が先だ。鍵を探す事になっても人手があったほうがいいしな。




※出力は元ネタの設計上の最大出力になります。実際の運用で出せる馬力は23万ちょい。

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