第10話
「ダクネスさん、今回の”ドラゴン事件”どうみてますか?」
「”警察さん”たちには一応のテキストを渡していると思います。ドラゴン発生はまず”避難を第一とせよ、武力行為は停止せよ”ドラゴン集団はまず”軍隊”の指揮下の元討伐せよ!ということです。」
「われわれはなにもしてはいけないんですか?」
「もし警察に”対応能力”があったら”別”だが、一応に市民の治安維持を第一としてください!」
「あのう、ロボットとかって借りれないんですか?」
「”アーマードスーツ”の付与は行ってますが、”ロボは軍隊を超えてしまうので出せないんです”。できればドラゴンに対しての対応は”アーマードスーツ”でやってもらいたいです。」
「ですが緊急事態のためにも、何台かくらいは貸していただけないでしょうか?」
「うーんどうだろう。おまえどう思う”うるとちゃん”?」
「ロボットはだめだと思うな。そういうのは一律で軍隊で行わないと”世界大戦”のパワーバランスが壊れると思うよ。」
「やはりそうか。」
「なら”緊急事態のみの特別使用”はどうですか?」
「それだったら・・・」
「ダメだ!ダクネスはすぐ流される!大戦での陸上戦争が消えちゃうよ!」
「でも特別対応だったら・・・」
「それもそのうち”常駐”で使いたいって言いだすよ!そしたら、”街にロボットがいる”ことになる。今はドラゴンのみなのに、通常事件もロボを使いたいと言い始めるよ!」
「言い始めるかどうか、必要だから言うわけでどうでも良いが、もしロボの提供を欲しいなら、どの地域にどのくらい欲しいですか?」
「ダクネス!!!」
「ちょっと黙っとけ。」
警察は少し時間をもらい本部に電話をしていた。
「県に5台程度欲しいです。」
「それなら県に”3台”提供しましょう。メンテナンスと定期操作指導もこみで本当は月500万ですが、まあ使いはじめということもあるので今のうちは”ただ”で契約しましょう!」
「ダクネス!!!!!!!」
「うるせえ、黙れ!」
「わかりました、では契約書の方はいつごろ?」
「いや、いま電子書類をメールで送るので、”印刷機”はありますか?」
「あ、あります!」
「では、いまメールを送ったので、それを3部印刷してもらえますか?」
「はい!」
警察は3部契約書をコピーした。
「ではここにわたしの名前を書くので、こちらに代表者の方の名前を書いてください。では一部は警察で、一部はわたしがもらい、もう一部は”ブラック”で管理しましょう。」
そして警察部隊に”対ドラゴン緊急対策ロボ”が配属されることが決まった。
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