(三)-3
既に何回も愛し合い、たぶん三回か四回目だと思う、仰向けに寝て、彼を受け入れようとしたときだった。高ぶっていた感情もだいぶ落ち着いてきたようで、私の頭の中にちょっと冷静になる瞬間が訪れた。
以前まではいつも避妊していた。でも今日の彼のには、それが着いていなかったことに気づいたのだ。
お互いの将来のことを考えて、することはするけど子どもは大学を卒業してから、となんとなく決めていた。でも今日の彼は付けていなかった。
(続く)
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます