(二)-6
それだけならまだしも、寺庄は女性比率が半分に達する職場で男尊女卑の考えを堂々と
そんな悪い評判を自然に引き寄せてしまう、マネージャーとしても気が利かないこの上司に、私は産休をとることを申し出たのだ。
上司はまるで、もちろん、当たり前だが、当然のごとく、普通に、異論は認めない、と言わんばかりに、その申し出を却下した。「働くのであれば、男と同じように働け!」というのが彼の持論であった。
(続く)
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます